埼玉県こども動物自然公園に行きました

2020年2月5日埼玉県の秘密埼玉県の観光

【埼玉県の動物園事情】

以前【埼玉県の交通事情】
埼玉県、特に県南の市民は、同じ埼玉県の市に行くぐらいなら都内に行って遊んでしまう
みたいなことを書きました。

これはそのまま埼玉県の動物園事情につながります。

埼玉県にも東武動物公園等、動物園はあります。

しかしお隣、東京都の上野には全国に名を馳せる上野動物園があります。
動物園に行くのなら、埼玉県民、特に県南の県民はパンダに釣られて上野動物園に行ってしまうことでしょう。
実際、交通の便からみても上野動物園のほうが時間的に近かったりします。

よって埼玉県の動物園は存続のため、差別化を図るべく色々知恵を絞っているのです。

【埼玉県こども動物自然公園】

そんな中、わたしが行ったのは
東松山市にある「埼玉県こども動物自然公園」です。

開園時間、アクセス等は上にリンクを貼り付けておきました。
入場料大人510円、駐車料金が1日600円です。

埼玉県の動物園は上野動物園との差別化で、小動物たちとの”ふれあい”を前面に押し出しているところがほとんどです。

東武動物公園などは
「(パンダのいない)動物園」と「遊園地」を合体させています。

今回わたしの行った、こども動物自然公園は、「ふれあい小動物園」と「自然公園」の合体型です。

ハイキング目的で園内を歩き回るというのもいいかもしれません。

元の地形を生かした展示もされています。
こども動物自然公園の園内には”谷”があり、その高いところには林道が作られています。
森の中を空中散歩している感じです。
この谷にはシカとニホンカモシカが放し飼いになっています。

【特徴】

ふれあい動物園だけに小動物とはもちろん触れ合えます。

そうでない動物でも実際の距離以上に距離感が近く感じるように展示?されている動物もいます。

カンガルー、ワラビー、ペンギンは動物と人間の間に柵すらありません。
植え込みがあるぐらいです。

人間の歩く歩道には「動物が横切ります」の注意看板もあります。

タイミングがよければ動物との2ショット写真も撮れるレベルです。

【カピバラ温泉】

しかしわたしがこの動物園に来た理由は、これら動物とのふれあいが目的ではありません。
その目的はただひとつ「カピバラ温泉」です。

南米アマゾンの水辺の巨大ネズミです。
皮膚の乾燥から身を護るため、日本の冬では温泉に入ります。

最近では日本各地の動物園でも、集客のため行われているらしいです。

先月、各動物園のカピバラが集まって、長湯競争が行われました。
その時優勝したのが埼玉県こども動物自然公園のカピバラと知り、これは見なくちゃということで行ったわけです。

最近(2月の中旬)は陽が出てると暖かいので、長湯はしてくれませんでしたがなんとか入ってくれてます。
とてもカワイイですw
図体は思っていたよりかなり巨大でした。


柵のすぐ側のお風呂では一匹、ずっと入浴していましたw

このカピバラ温泉は11月中旬から3月の下旬まで午後2時から4時までやっています。

【まとめ】

動物園としての規模は小さいです。
ライオンやゾウといった定番の動物や珍しい動物はいません。
けれど動物との距離が近いということはやっぱり楽しいです。
非日常がそこにはあります。

ほかにレッサーパンダやコアラ、キリン、シマウマも飼育されていますが、動物との間に網やガラス、柵や堀があります。
これらが生み出す距離感は、動物のリアル感を多少なりともスポイルさせているような気がします。
(レッサーパンダはめちゃカワイイです)

公園という名前がついているように、水遊び場所やアスレチック、芝生で整備された広場もあります。
パンダに釣られて激混みの動物園に行くよりは、1日ゆっくり楽しめるかもしれませんw。

これらの写真はすべてXZ-10で撮影しています。

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