埼玉県立近代美術館に行きました

2018年2月15日埼玉県の秘密

埼玉県民でもその存在を知っている
という人はあまりいないのではないでしょうか。

埼玉県立近代美術館です。

埼玉県内の美術系高校、もしくは美術学科のある高校の、三年生の卒業製作展があったので行ってきました。

思っていたより立派な建物ですw

【埼玉県立近代美術館】

最寄りの駅は京浜東北線北浦和駅です。
旧制浦和高校(埼玉大学)の跡地が現在北浦和公園になっていて、その1画に近代美術館があります。

浦和高校の門柱だけは当時のまま残されています。

前身となる埼玉県立美術館そのものは1957年設立されています。
現在の場所に開館されたのは1982年です。

展示の主力となるのは、3000点にも及ぶ所蔵作品の展示となります。
そのうちの2000点は県ゆかりの芸術家の作品だそうです。

建物の外観は黒川紀章氏のデザインです。

内部や売店の感じもなかなかイイ感じです。

【実に埼玉らしい?美術館】

ちょっと気になった点をいくつか挙げてみます

埼玉県立近代美術館は自ら
『The Museum Of Moderm Art,Saitama』と称し、頭文字を取ってその所蔵作品群を『MOMASコレクション』としています。

あれ?どこかで見たことのあるネーミングだなぁと思って、「日本」「近代美術館」で検索しました。

東京国立近代美術館の『MOMATコレクション』がありました(汗)

そこまでする?・・・と思いました。

それから
普通、美術館は美術館が所有する敷地の中にあります。

敷地内の庭園もアートを意識した美しいものが多いです。

芸術に触れようとする気分を盛り上げる役割も果たしています。

また、そこにいる人たちは当然、美術館目的の人たちなわけです。

ところが埼玉県立近代美術館の場合、前述にあるように北浦和公園の1画にあります。
公園と美術館の境もありません。

この北浦和公園はちょっと広めのふつうの公園なのです。
よって週末にもなると、近所の子どもたちが集まってきて、鬼ごっこや公園の遊具でメチャ歓声をあげて遊んでいます。

その光景は美術館のある光景ではなく、やたら立派な町の集会所と近所の子どもたち
といった風情ですw

メタセコイアの並木やベンチもあって
とてもいい雰囲気なのです。

ただ、鉄棒、ジャングルジムとかありますから・・・

【でもそこがいい】

県立美術館の役割は地元の芸術と地元の人の交流にあるといえます。
そう考えれば埼玉県立近代美術館は堅苦しいところがありません。
庶民的、親密的で本来の役割を果たしているといえるのかもしれません。

今回、高校生の作品を見に行ったのですが、
団体利用だけではなく、個人でも簡単に展示できるようなコーナーでもあればさらにいいと思いました。

作品の展示はネットでもできることですが、
やはり美術館の持つ独特な雰囲気が作品を盛り上げてくれる
そう感じました。

それができるような雰囲気、環境が埼玉県立近代美術館にはあります。

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