
アリメツ(アリ専用殺虫剤)vs アリ その顚末 【レビュー】
昨年からお庭の管理を任されるようになって、水やりや雑草刈りなどお庭に出ることが多くなったわたし。
するとやたら目につくようになったのがアリの存在です。
【お庭に出るアリ】
うちのお庭でよく見かけるアリは2種類
クロアリ:比較的大きめのアリで、甘いものやタンパク質を好みます。家の周りや庭に巣を作ることもあります。
ヒメアリ:小さなアリで、砂糖や菓子類に集まります。屋外に巣を作る場合が多いですが、家の中にも侵入することがあります.
クロアリの巣は確認されたものはそれでも一か所
クロアリは大きく目立つのでもっと巣があるのかと思っていました。
石の下に作っていました。
問題なのはヒメアリです。
庭のあちこちに巣をつくっています。
確認しただけでも4か所ありました。
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【クロアリは残し、ヒメアリは殲滅することにした】
[シロアリの天敵?]
クロアリを色々調べてみるとわたしがもっとも目を引いた生態がありました。
それはシロアリの天敵である、ということです。
なんでもシロアリの巣を集団で急襲して、成体から卵まで根こそぎかっさらって食料にするのだそうです。
なんとも頼もしい存在です。
[一方のヒメアリは]
というと、よい話は出てきません。
検索すると、前述の通り家の中まで集団で入り込む写真がたくさん出てきます。
アリはバラなどにつくアブラムシから排出される甘い汁を得るために、アブラムシの天敵であるテントウムシの成虫・幼虫を撃退します。
ガーデナーさんにとっては植物を傷める害虫アブラムシを守るアリは駆除したい存在です。
しかしアリは庭のお掃除屋さんの役割も果たしてくれていています。
わたしは上記理由からクロアリは残し、屋内に侵入してくる可能性のあるヒメアリを殲滅することにしました。
【アリメツ】
今回使用した殺虫剤はアリ専用のアリメツです。
ブラックキャップ等ゴ〇ブ〇用殺虫剤と同じ仕組みです。
アリの好きな餌(蜜)にホウ酸が入っています。
このホウ酸入りの蜜をアリが吸蜜して巣に持ち帰り他のアリや女王アリにばらまくことで巣を全滅させるわけです。
パッケージにはアリメツを入れるお皿が二枚入っています。
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【アリメツの効果は?】
早速試してみました。
白丸で囲ったところがヒメアリの巣の出入り口です。
このエリアには二か所あります。
その間にアリメツのお皿を置いて蜜を入れてみました。
20分後ぐらいにはアリが寄ってきてました。
さらに数時間後・・・
ものすごい食いつきぶりです(;^ω^)
これなら巣の全滅も時間の問題だ、と思いました・・・この時は
[アリメツ、盛り土される]
翌日、アリメツのお皿を確認しに行くと・・・
お皿がありません!!
風で飛ばされたのかと一瞬思いましたが、よく見るとお皿が置いてあった場所の土が不自然に盛り上がっています。
この土をどかしてみると・・・
下からお皿が出てきましたw
アリは自分より大きい餌を土で覆ってしまう習性があるらしいです。
理由は他の昆虫から餌を守るためです。
この後、もう一度お皿にアリメツを入れてみました。
またアリが群がりました。
どうやら一日程度ではアリの巣は殲滅できないもようです。
そしてその翌日・・・
またもや土が盛られています。
しかし土の量は一回目ほどではありません。
お皿はどけました。
そしてその翌日、つまり最初のアリメツから三日後です。
赤丸がお皿があったところです。
何匹かアリは確認できますが、かなり少なくなったように思います。
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【まとめ】
アリメツがアリにとって餌だと認識されたのには驚きました。
二回目のアリメツも盛り土されていて、「このアリメツのロット、ホウ酸が入っていないんじゃね?」とも思いました。
が、三日後にはアリが激減していたのでアリメツの効果があったのだと思います。
アリメツの説明書には、「巣の中の卵や蛹には効かない。成虫になったころ繰り返す使う必要あり」のような記述があります。
わたしはめんどくさいのでw10倍ぐらいに希釈した濃い目の木酢液(臭い、強酸)でとどめを刺そうと思っています。
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