【ハイリフトジャッキ】クルマ用リフトジャッキで抜根してみました【ナンテン南天】
前回、お庭の管理を私がすることになり、手始めに庭木の断捨離を始めましたというブログを書きました。
今回は除草剤で庭木を枯らしたあとの庭木の根っこについてです。
【庭木の切り株・根っこを残しておくことのデメリット】
庭木(切り株・根っこ)を残しておくことのデメリットは
- そこに新しい植物を植栽できない
- 切り株が残っているので見栄えが悪い
- シロアリが発生する
- 切り株・根っこが腐敗する過程で菌やカビが発生する
などがあります。
とくに問題となるのがシロアリです。
[シロアリの影におびえる]
腐った木自体に巣をつくるシロアリや腐った木の近くの地中に巣を作るシロアリがいます。
どちらも餌がなくなるとなれば、近くの木すなわち木造住宅に目をつけるのは想像に難しくありません。
シロアリは木のセルロースを分解して餌にしています。
このセルロースが微生物よって分解される前にシロアリに嗅ぎつけられたらと思うと安心して暮らせませんw
なので木の根を抜く、抜根することにしました。
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【ハイリフトジャッキで抜根】
業者さんに頼むのが一番簡単・確実なのでしょう。
ただYoutubeで抜根に関して検索していたら、個人の方々が色々な方法で抜根されている動画がありました。
そのうちの一つ、ハイリフトジャッキなる工具で抜根する方法はイケるかもと思い早速実行してみることにしました。
ヤフーショッピングで最安値のお品(さらにお久しぶり特典ポイント?がついていた)があったことも「ま、ちょっと試してみるかぁ」という気になった要因です。
耐荷重3トンというのがなんとも頼もしいです。
[ハイリフトジャッキ]
商品名はファームジャッキとあります
ハイリフトジャッキという名前のメーカー製品のパ〇モ〇です、たぶんw
ハイリフトジャッキはオフロード車や四輪駆動車といった大きいタイヤのクルマを高く持ち上げることができるジャッキです。
タイヤ交換だけでなくスタックしたクルマを引き上げたり、荷物の固定やテンションを掛ける作業にも使える多用途な工具です。
下の画像は、届いたハイリフトジャッキと根っこに引っ掛けて根っことジャッキを繋ぐベルトスリングと言われるロープみたいな役割を果たすモノです。
使い方は”ハイリフトジャッキ””抜根”でYoutube動画を検索してみてください
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[ナンテン(南天)の抜根をしてみた]
ナンテンは種だけでなく株立ちでも広がるという非常にやっかいな庭木です。
鳥が落としていったフンから発芽したらしいです。
その冬に赤い実がなったのでそのままにして置いたらとんでもないことにw
なので抜くことにしました。
根元でみじかく刈り取り住友化学園芸の除草剤で枯らした後抜根しました。
スコップで株の周囲を掘り下げジャッキのリフターが引っ掛かりそうなところを探します。
リフターを株に引っ掛けてジャッキアップして抜根しているのがこの画像です。
今回はベルトは使いませんでした。
株が持ち上がっています。手前には横に広がった根も浮き上がってきています。(これ以上ほっといたらさらにとんでもないことになっていたでしょう)
途中で株が割れてしまいましたが、残りの株も無事抜根することができました。
ジャッキダウンするときは注意が必要です。添付された説明書をよく読んでください。
下の画像は株と根っこです。
石板の幅が約30cmです。
[ジャッキを使った抜根のコツ]
真上に根っこ切り株を抜こうとするのはイケません。
これは四方に張っている根を一度に持ち上げようとする無謀にも近い行為になるからです。
コツとしては缶切りで缶を開ける要領で抜根するのが良いとおもいます。
周辺を少しずつジャッキで浮かせていくという感じです。
その都度太い根は切り取っていくという作業も必要でしょう
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【まとめ 植えてはいけないナンテン(南天)】
冬に鮮やかな赤い実をつけるナンテンはお正月のお飾りとしても使われ人気があります。
さらに難(ナン)を転(テン)ずるという語呂合わせで縁起もいい植物とも言われます
しかし低木に属し2~3mは軽く達し株で増殖するナンテンは目的をもって購入する以外、今回のケースのように知らないうちに生えていたなんていう場合は雑草として処分したほうがいいと思います。
株立ちで増える植物の恐ろしさを思い知りました
鉢植えで育てるのが無難ですね
ちなみに下の画像はとある建物で見かけた、管理していない(と思われる)ため二階の高さまで巨大化しているナンテンです。
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