【栽培三年目】地植えのカーネーションの魅力【栽培方法・注意点】
カーネーションといえば「母の日の贈り物」というイメージです。
しかしカーネーションには贈り物だけでないガーデニング植物としての魅力があります。
その魅力と栽培方法、その時の注意点についてレポートです。
【母の日の贈り物】
カーネーションは「神の花」を意味するギリシャ語に由来しています。
これだけでも贈り物として相応しいのですが、カーネーションは花の色によって異なる意味が付与されています。
- 赤 愛情
- ピンク 感謝
- 白 純粋
を表しています。
母の日だけでなく特別な贈り物としてカーネーションは使えます。
【今まですべて全滅させていた過去】
毎年ではないのですが母の日にプレゼントしていたカーネーション。
実はすべて全滅(枯)させていました。
[カーネーションの育て方]
カーネーションには育て方として説明書が付属しています。
- 日当たりのよい場所
- 水はけの良い土
- 定期的な水やりと肥料の追加
大概この3点が記述されています。
もちろんこの通りに管理していたのですが枯れてしまいました。
園芸用の土を入れた普通の鉢に植え替えたりもしたのですが長持ちしませんでした。
当初は「プレゼント用なので花が終われば枯れてしまうように品種改良されているのかも」とお花のせいにしていました。
[開き直って鉢を庭に置きっぱなしにしたら]
一昨年のことです。
「どうせ枯らしてしまうのならカーネーションの鉢を庭に置いて後はカーネーションの運しだい」と開き直ってみました。
すると2鉢あったうちの一つは枯れてしまったのですが、もう一つは夏になっても枯れませんでした
そのレポートは以前ブログに書きました。
この鉢のカーネーションは二年目の昨年も花を咲かせました。
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【カーネーションを地植えにしてみた】
そこで昨年(2023)のカーネーションは地植えにしてみました。
すると今年、一冬越したこれらのカーネーションも花を咲かせたのです。
暖冬傾向の続く冬とはいえ霜や雪にも見舞われたのですが冬を越しました。
【ガーデニング植物として有効なカーネーション】
今年も地植えを待つカーネーションの鉢があります。
花が終わった後、地植えにします。
[ガーデン植物としてのカーネーションの魅力]
3年間カーネーションの栽培を通してその魅力がわかってきました。
多彩な色の花と形
多彩な色がそろっているのでガーデンデザインに活かしやすいです。
さらにお花の形状も八重咲など豊富で変化を与えることができます。
開花が長く秋にも楽しめる
春から初夏にかけて次々を花をさかせます。
さらに環境によっては秋にも花をつけます。
シーズンを通して美しいガーデンを彩ってくれる貴重な植物といえます。
強い耐久性
実際に栽培してみてこの耐久性に一番驚きました。
昨年の夏は平均気温偏差がもっとも大きい過去最高に暑い夏
その夏を乗り切り冬です。
毎年の暖冬傾向とはいえ3月には雪も降ったのですが乗り切っています。
乾燥や暑さ、寒さにも強そう・・となればガーデニング初心者のわたしには実はうってつけの植物であったのです。
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【カーネーション栽培の注意点 剪定と肥料】
[剪定]
最初に鉢植えのまま放置されていたカーネーションは鉢から取り出して今年地植えにしました。
そのときの写真です。背景にあるのはラベンダーです。
黄丸には花や蕾があります。
が気になるのは赤丸の部分です。
木質化が進んでいるように見えます。
隣で咲いているラベンダーと同様カーネーションも低木種なのでしょうか?
あまりよい状況とは思えません。
積雪により枝が折れてしまったり、匍匐(ほふく)性になって降雨による泥の跳ね返りで傷むなどが懸念されます。
よく見ると根本から新しい芽が出ています(黄丸)
これを活かして全体を短く剪定してみようと思っています。
[肥料]
最初の写真を見るとお花の大きさが購入当時よりも小さいと思います。
わたしはこちらのほうが野生種らしい感じで、例えばナチュラルガーデンには適しているような気がします。
が、お花を楽しみたいという方であれば肥料を与えたほうがいいでしょう。
開花時にリン酸を多く含む肥料を与えると良いようです。
【まとめ ナチュラルガーデンにおすすめ】
3年間カーネーションを意識低い系(放置)栽培してみて、
カーネーションは剪定という管理は必要そうですが、育てやすさ・美しさという点でナチュラルガーデンやフォーマルガーデンに合わせやすい非常に魅力的な花
ということがいえます。
地植えによって野趣あふれる樹形?にもなり、多彩な色と形のお花でカーネーションはナチュラルガーデンにアクセントをもたらしてくれるでしょう。
剪定によってどうなるかが楽しみです。
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