
見切り品チューリップのその後【球根の選び方、育て方】
【2025年、冬の気温にやきもきした】
昨年(2024年)の年末、コメリで定価の半額のチューリップの球根(16個入り)を購入しました。
地植えと鉢植えに分散して植え付けました。(計13個)
チューリップは低温(5℃)に2カ月は晒さないと翌年咲かないということを知った後でしたw
2025年1月の中~下旬、結構暖かい日が続いて1日の平均気温が10℃に迫る日が続きました。
このままでは春の開花は無理か、と思われましたが2月に入って最低気温が低い日が続いて平均気温も5℃前後とチューリップにはありがたい気温の日が結構多かったのです。
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【チューリップが咲きました】
その後、3月には芽が出て順調に生育はしました。
ただ、開花するのかという不安がずっと付き纏います。
そして4月の中旬、ます鉢植えのチューリップが咲いてくれました。
それから10日ほど遅れて地植えのチューリップも開花しました。
[成果 開花率]
鉢植えのチューリップ 2本/6個 約33%
地植えのチューリップ 4本/7個 約57%
という結果です。
鉢植えのチューリップは芽は出たものの咲かなかったのが2本 1本は不明
地植えのチューリップは芽が出たものの咲かなかったのが3本
鉢植え+地植えで芽が出たのに咲かなかったのが計5本でした。
一般的なチューリップの開花率は80%から100%らしくかなり高いのと比べると今回の開花率は低いと思われます。
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【まとめ】
[開花率低下の原因]
- 暖かい店内にずっと放置されていた球根だったから
- 植え付けが遅かったから
まあ2.が一番の原因でしょうか
低温に長期間さらされないということに加え、根張りも足らなかったということも開花率低下の原因でしょう。
[球根を掘り上げてみたら]
花が終わったあと、茎を切って球根を成長させようとしました。
葉が黄色くなってきたところで鉢植え、地植えとも球根を掘り上げてみたのです。
鉢植えの球根
地植えの球根
鉢植えの球根は1つだけ、地植えの球根は3つだけというありさまです。
2本咲いた鉢植えのチューリップのうち、もう1つはぶよぶよに腐ってました。
地植えの球根も分球して小型化していたり、傷んでいたりでなんか不安しかありません。
鉢植えの1個と地植えの大きめの球根2個を今年の初冬に地植えしようかなとは思っていますが・・・期待薄です。
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[しかし・・・チューリップの花色はとてもよかった!!]
今回は色々残念な結果になりましたが、チューリップの花色はとてもよかったです。
パッケージの写真のチューリップは真っ赤な花色でした。
今回咲いたチューリップはなんかこうアンティークなピンク色でお庭の”品”が上がったような気がしましたw。
手前に鉢植えのチューリップとその奥のピンクが地植えのチューリップです。
[チューリップの球根の選び方、育て方の注意点]
- 球根はとにかく大きいのを選ぶ(環境適応力が高そう)
- 11月下旬までには植え付ける(低温・根張りを十分に)
- 水やり等の手間暇を考慮すれば日当たりのよい花壇に地植えがいい
- 一年草として割り切ったほうが元気なチューリップのお花が楽しめる
これが今回チューリップを育ててみて勉強になったことです。
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