年末にチューリップの球根を植えました【鉢、路地】
【コメリのチューリップの球根を年末に購入しました 半額】
2024年の12月30日、コメリでチューリップの球根が半額で販売されていました。
他の球根類といっしょにカゴの中に入っていて店舗の入り口の片隅wに置かれていました。
その半額の文字についつられて買ってしまったのです。
【12月31日に鉢と路地に植えました】
チューリップの球根の植え付け適正期は10~11月です。
今回の球根は”見切り品”ということです。
せめて12月中にとw早速次の日に植えました。
用意した土は培養土に(容器はバケツです)
赤玉土と腐葉土を混ぜて(比率は適当)
鉢と彫り上げた路地に入れて、
(鉢には6個、路地には7個設置しました。鉢の画像は少し土が被せています)
設置した球根の上から土を被せました。
配合した土が足りなくなったので、路地植えのチューリップには彫り上げた土が一番上に被せてあります。
[傷んだ球根がありました]
外観は問題ないのですが、球根を取り上げたときにグニャッという感覚のある球根がありました。
皮をむいてみると一部が傷んでいました。
球根の周りを指で軽~~く押してみることは必要かもしれません
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【低温が足りない!!】
このチューリップ、春に開花するためには球根が5℃以下の低温に2カ月以上晒されることが必要だそう。
そのため球根の植え付けは暖地でも11月が期限となっています。
11月中に植えれば12月、1月、2月と2カ月以上、冬の寒さに晒されるので春の開花が可能になります。
もし低温期間が足りない場合、春にチューリップの芽や葉が伸びても花が咲かないそうです。
[しかも暖冬傾向・・・]
ただ、近年は暖冬傾向が続いています。
咲いたー咲いたーチューリップの花が~という歌詞で有名なチューリップの歌は1933年(昭和8年)リリースの歌です。
このころの東京の冬の平均気温はというと
1932年
12月 |
1933年
1月 |
2月 |
3月 |
6.0℃ | 3.2℃ | 3.6℃ | 5.8℃ |
今と比べると冬がとても寒いです。
この低温なら4月から5月にはほぼすべて球根が花をつけることでしょう。
この栽培の手軽さから春を代表するお花として親しまれ歌にも歌われたのでしょう。
一方去年の東京の冬の平均気温です。
2023年
12月 |
2024年
1月 |
2月 |
3月 |
9.4℃ | 7.1℃ | 8.0℃ | 9.6℃ |
チューリップにとって冬の低温が足りてません。
1月の最高気温の平均は11.8℃です。
今後暖冬傾向が続けば、チューリップはたとえ11月に球根を植え付けても春に花をつけないこともあるかも、という栽培が難しい植物になるかもしれません。
- 5℃設定した冷蔵庫に2カ月以上保管する
- すでに耐高温の品種改良品が出ている
などの対策が必要でしょう
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【まとめ 冬の管理方法】
以上のことはチューリップの球根を購入してから改めてチューリップの育成について調べて知ったという体たらくなわたしw
ただ逆に
- 芽を出し葉を伸ばすのか
- そして花を咲かせるのか
- 花が咲かない場合、葉が枯れたあと掘り出した球根を秋に植えて来年咲かせるのか
という楽しみが出てきました。
[冬の管理方法]
水やり
一番難しいのは水やりです。
路地植えの場合はよっぽど雨が降らない場合を除いて放置でいいと思います。
鉢植えの場合、根が出ていないor出ていても短いので鉢の中の水分を吸いきれません
根腐れ、球根自体が腐る原因になります。
乾燥気味に栽培、とにかく水やりは控えめにして注意をはらう必要があります。
鉢の置き場所
今回の場合、低温にさらす期間が短いです。
その低温をできるだけ確保するために日陰に鉢を置かなければなりません。
11月中に植えた場合でも日陰に置くことは必須でしょう。
値段につられてつい購入したチューリップですが、そのおかげでチューリップについて色々勉強することになりました。
その意味ではよかっ・・・・春にはやっぱり咲いてほしいですw。
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