【うろの原因】梅の木の伐採・抜根をしました【高儀・シャークソー レビュー】

日常の理系ガーデニング

【梅の木を伐採・抜根することに】

先日、梅の木を伐採・抜根しました。

すでに50年以上は経っている古木です。

梅の木は古木こそ価値がある?というのはどこかで聞いたことありますが

  1. ほとんど花をつけなくなった
  2. ”うろ”がひどい状況になっている。倒木する可能性も
  3. 東からの太陽を遮るので庭が日当たり不足に

という理由で伐採、抜根することにしました。

対象の梅の木です。

うろ、というか木の痛み具合はこんな感じになっています。

 

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【あたらしく園芸用のこぎりを購入しました 高儀シャークソー】

抜根するにあたり、根は処分のことを考えてなるべく軽く・小さくしたいです。

そこまで幹を切り刻まないといけません。

ところが幹と根の部分(根元)は30cm近くあります。

これを切るのはたいへんです。(モクレンで経験済み)

そこで新しく園芸用のこぎりを購入することにしました。

高儀のシャークソーです。

一個一個の刃が大きく、いかにも太い木を切ってくださいという感じです。

これで早速切ってみました。

 

[使ってみた]

 

梅の木の内部はすでに空洞ができていました。

とはいえこのノコギリ、めちゃくちゃよく切れます

新しいということもあるのでしょうが、切っている音が野太い「ザクッザクッ」っていう感じです。

伐採がどんどん捗りました

 

 

[選んだ理由]

価格は比べてお高めです。

でもこれに決めたのは”替え刃”が用意されていることです。

本体を売りっぱなしにして終わり、じゃないというのは好感持てました。

あと新潟県燕三条の会社、というのもありました。

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【梅の木の伐根は過去最高に手強かった】

根元まで伐採できれば、あとは株をハイジャッキで片側から持ち上げていけば終了・・・と考えていました。

ナンテンやツツジはそんな感じで容易に抜根できていました。

ところがです。

梅は全くビクともしません。

四方八方にふっとい根を張っている感じです。

そこで今回は株の周囲をぐるっと掘って根を切っていくことにしました。

 

このように歪に曲がった根が土に食い込んでいます。

こんな根が何本も出現します。

これを小型のノコギリで切っていって最後にジャッキで持ち上げていきました。

ついに抜根なった梅の株です。

30分以上かかりました。

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【まとめ】

 

[園芸用具は目立たないとダメ]

抜根した根とフル回転した道具です。

  • ジャッキ
  • スコップ
  • シャベル
  • ノコギリ大・小

です。

赤丸で括ってあるのがシャークソーです。

シャークソーとジャッキの赤が目立ちます。

今回痛感したのが園芸用具には目立つ色が入っている用具を選びましょうということです。

根を切っているときに、ノコギリ小やシャベルを代わる代わる使いました。

ところが土に汚れたノコギリやシャベルを無造作に土の上に置いてしまうと土と同化して”どこに置いたかわからなくなって道具を探す”ことがたびたびありました。

簡単に抜けない梅の株と相まって超イライラの原因になりました。

”赤色” もしくは”黄色” が入ったとにかく目立つ園芸用品、これに限ります。

 

[うろの原因 剪定?]

今回、非常にかわいそうなことになってしまった梅の木です。

が、幹の内部の空洞がかなり進んでいたことで正当な理由ができて伐採・抜根もやむなしということで納得して作業することができました。

虫は見当たりませんでした。

うろや空洞ができてしまった原因は

  • 樹皮が傷んで内部に雨水が侵入して内部が腐った
  • 剪定が雑に過ぎた
  • もう寿命だった

というところなのでしょう

樹形を小さくまとめるために、その年伸びた枝ではなく幹から雑に切ったことも樹勢を弱めて寿命を短くしてしまった一因かもです。

(梅の木は70-100年の寿命とのこと)

切り口に防腐剤?等を塗る作業も必要らしいです。

無知ってほんと怖いと思いました。

勉強大切です。

 

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