【グリフィンランド】カメラ機材運搬に最適なキャリーケースを見つけました【長期レビュー】

2025年6月4日日常の理系デジカメ

【重いデジカメをもっと楽に安全に運びたい】

 

デジタルカメラは重いですw。そしてその関連機材も。

リュックに入れて歩き回るとかムリw

でデジカメ運搬のために色々なキャリーケースをレビューしてきましたが、どれもイマイチな結果に

少し前までは、関連機材(三脚、ストロボ等)はこれらのキャリーバッグに入れ、カメラは肩から下げて都内を移動してました。

しかし一昨年から導入したフルサイズ機+レンズの重さは如何ともし難くw

で、フルサイズシステムを安全に運べるケース&バッグはないものかと思案していました。

スポンサーリンク

【マップカメラさんの梱包方法が理想】

マップカメラさんでネット注文すると、カメラ・レンズといった精密機械を段ボールに梱包して配送してくれます。

その梱包方法が理想的な形態してます。

段ボールの枠にビニールを貼った段ボール枠二枚を用いて

上と下から機材を挟み込んで空間に浮かせる感じにして、外部の振動を極力機材に伝えない

という梱包です。

キーワードは”シェルの中でブツを浮かせる”です。

 

【ついに最適なキャリーケースを見つけた】

そして一昨年(2023年)の秋、マップカメラさんの梱包に近い収納ができるカメラ運搬に最適なキャリーケースをみつけました。

それがこれです。

「グリフィンランド」のスーツケース・キャリーケースです。

内部はこんな感じです。

ビニールひもやカラビナは後付けです。

スポンサーリンク

[カメラ運搬ケースとしてとても便利な仕様]

 

このキャリーケースの

  1. キャリーケースの開閉がロック式。
  2. インナー(収納スペース)が両側についている
  3. 仕切りベルトがインナーをサポートしてくれる。しかも仕切りベルトがリングを介して取り付けられている。

この3つの仕様がとても重要。

1.のロック式よってキャリーケースを立てたまま開閉できます。(ファスナー式はキャリーケースを一周する仕様なので、横にしないと全開閉できない)

開きすぎるとキャリーケースが倒れるので注意が必要です。

2.のインナーがカメラを両側から挟みます。そしてそのインナーを仕切りベルトが裏からサポートしてくれます。

このインナーが左右両側についているキャリーケースってほとんど見ないんですよね。

 

3.のベルトの張り具合はカメラを入れてスーツケースの開閉具合(緩すぎず、きつすぎず)で調整しました。

このベルトがリングを介して取り付けられていて、このリングがカメラを吊るすのに非常に役にたつのです。

 

[実際にカメラを収納してみた]

実際にカメラを入れて使ってみるとこんな感じになります。

ビニール紐wとカラビナを使ってカメラを吊るしています。

キャリーケースからの振動はほぼ伝わらないでしょう。

そして左右のインナーケースがカメラがケース内で暴れないように挟み込むことになります。

カメラ以外にも小さめの三脚やストロボも収納できます。

マイクロフォーサーズのレンズならインナーケースに入れることができます。

インナーケース内ならば振動が伝わりにくいと思います。

アンカーリンクスのホルダーとカメラストラップを繋ぐナイロンテープの穴?リング?部分(赤丸)をカラビナに引っ掛けています。

前述の通り、仕切りベルトは取り付け金具(リング)に取り付けられています。

そのリングにビニール紐を結びました。

 

キャリーケースのフレーム部分から出ている金具なので強度はありそうです。

仕切りベルトのキャリーバッグへの取り付けが埋め込まれているキャリーケースが多いんです。

カスタマイズできる金具があったのでこのキャリーケースを選んだわけです。

 

 

フルサイズ+レンズで1.3Kgぐらい(マイクロフォーサーズはもうちょっと軽い)

この重量のデジカメを左右2点の金具とビニール紐、計4点で吊り下げて、インナーと仕切りベルトで両側から挟み込んで振動をカットする、というシステムです。

スポンサーリンク

【まとめ】

 

[バスの中で・・・]

一度、急ブレーキをかけたバスの中でカメラを入れたキャリーケースを吹っ飛ばしたことがあります。

もう冷や汗ものでした。

ケースには傷がつきましたが、カメラはその後の撮影でも異常はありませんでした。

このキャリーケースは十分すぎるほどのカメラ保護の役割を果たしてくれたようです。

 

[ラージサイズのも購入した]

このバスの一件で、このキャリーケースのカメラ保護能力に感動したわたし

このキャリーケースのラージサイズを購入しました。

フルサイズのLumix S5 と マイクロフォーサーズのLumix G9 (レンズつき)を収納した図です。

3Kg近い重量なのでフレームの強度が心配でした。

しかし、これまで3回ほどこれで都内を移動しましたが問題ありませんでした。

この二台のカメラを吊るした場合、スーツケースの一つの金具には700~800gの重さがかかっていることになります。

ちょっと怖いですw

カメラ一台と周辺機材を充実させて(フルサイズ用の三脚とか)収納するのが現実的かもしれません。

 

[唯一の欠点]

このスーツケースはキャスターの取り付け部分(ケースの内部の下側の隅)が内部に膨らんでいます。(上の仕切りベルトの写真参照してください)

なのでその部分がジャマになって収納に制限が出ます。

そこだけ注意してください。

スポンサーリンク

[カスタマイズ]

都内の特に鉄道施設内の移動はこのキャリーケースのおかげでほんと楽になりました。

地下鉄とか移動距離がとんでもなく長い駅が結構ありますから。

ただ、凸凹のひどい一般道路では振動もそれなりにあって気を使います。

そこでちょっとカスタマイズしてみました。

キャリーケースの全景写真でキャスターに付けているオレンジのキャスターカバーがそれです。

このキャスターカバーはシリコン製で

  • キャスターの保護
  • 転がし音(走行音)が低減される
  • カバーの凸凹が路面との接地面積を少なくしてくれるので転がしやすくなる。転回もとても楽になった

といった利点があります。

転がし音がかなり低減されるので振動もそれなりに遮断してくれていると思っています。

このケースを使い始めて一年半、カメラを持ち出すのが楽になって活躍の場が増えてとてもよかったです。

 

スポンサーリンク

日常の理系デジカメ

Posted by Yuki