刈った芝を雑草(ドクダミ)対策用マルチングに利用してみました【レビュー】
【芝生の管理も任された】
我が家の玄関、駐車場は西向きにあってほぼ芝に覆われています。
その芝はいままで父が管理していました。
が、年を重ねた老体で腰を痛めたりされると大変
ということで庭の管理とともに芝の管理もわたしがやることになりました。
しかし意識低い系ガーデナーのわたし
庭の管理はそこそこ手を付け始めましたが、芝生のほうはついついほったらかしにw
↓手始めに樹木の伐根に挑戦した記事です
すると芝がぼーぼーに伸び、父から「いい加減に刈ってくれ!!」との命令がでました。
でしぶしぶ芝生を刈ったのです。
玄関に通じる踏み石の周りの芝も相当伸びています
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【刈った芝生をマルチング材として利用】
実際に芝生を刈ってみると、思いのほか大量の芝生のゴミが発生することがわかりました。
大量・・というか、芝生のゴミはとにかく嵩高く体積があります。
弾力があるというか普通の落葉系樹木や一年草、多年草を刈り込んだ葉とは明らかに違います。
このゴミを前にして日々雑草(特にドクダミ)に悩まされていたわたしはこれらを雑草対策用マルチング材として利用してみることにしました。
[マルチング]
マルチングは園芸植物や作物の周りの地面を覆うことで土壌の保護や改善を図る方法です。
以下の効果が期待できます。
- 雑草防止 地表を覆うことで日光を遮り雑草の発芽を抑える
- 水分保持 乾燥を防ぐ
- 温度の調整 寒さ暑さから植物を守る
- 病原菌の抑制 土壌からの泥はねを防ぎ病原菌の付着を防ぐ
わたしにとってはとにかく1.の雑草防止が魅力的です。
庭の管理を任されるようになって次から次へと生えてくる雑草(とくにドクダミ)には泣かされていましたので。
【対ドクダミ その効果は?】
本来ならば雑草を抜くなり刈るなり処分してからマルチングするのが正しいやり方と思います。
しかし、何度も申しますが意識低い系ガーデナーのわたし
それすらめんどいわけです。
なので生えているメヒシバやドクダミといったラスボス的雑草の上に直接刈った芝を撒いてみました。
芝はほどなくして枯れることになります。
病原菌が発生すると大変なことになりそうなので庭のほんの一部分だけマルチングしました。
「日光は当たらないので徒長したドクダミが伸びてくるだろう」
「徒長したドクダミなら抜くのは楽になるかも」
というあまり期待のない望みを持って観察しました。(なので撒いた直後の写真は撮ってなかったですw)
その後も芝を刈るごとに撒いていました。
約二か月後、の現在の状態です。
左上には最近撒いた芝生があります。
芝のマルチングの隙間から出てきたドクダミがあるものの、一面ドクダミに覆いつくされていたことを思えばだいぶマシでしょうか。
芝をどけてみました。
ドクダミの枯れた残骸らしきものはありますが、腐敗臭もなくカビらしいものもなく見た目にはドクダミが減ってよかったかな・・・という感じです。
庭の他の場所でも試した芝マルチングの状態です。
左のほうに新しく刈った芝が撒いてあります。(少し緑色)
刈った芝の量が足りないので他の植物で影になっている場所には撒いていません。
これを見ると刈った芝を撒いてないところは雑草が生えていますが、撒いてある所は雑草・・生えていません。
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【まとめ】
あくまでも私の所見ですがまとめてみました。
[芝マルチングの良いところ 悪いところ]
良いところ
- 確かにマルチングによって雑草対策の効果はありそう
- 我が家の庭はシェードガーテンに近いお庭で暗い雰囲気がありました。が、撒いた芝が枯れると白っぽくなり(”わら”みたいになる)マルチングした場所を明るい雰囲気にする
- 刈れた芝は雨で濡れるとベターとなりますが、乾燥すると嵩高くなり思ったより風通しがよく病原菌の増殖はなさそう?
- すぐボロボロになる葉の柔らかそうな雑草に比べてずっと芝の形を保っていて丈夫そうw
悪いところ
- 芝を刈る必要がある。また刈る芝には限度がある。芝の無いお庭もある
- ある程度芝を重ねないと隙間から雑草が生えてくる
- まだ冬を迎えていないのですが、関東特有の空っ風が吹いた場合芝が飛び散ってとんでもないことになることが懸念される
- ないとは思いますが火も怖いです。
といったところです。
”悪いところ”を見るとやはり雑草(この場合芝)をもって雑草を制すというのは課題点もありますね。
ただマルチングすることで雑草防止効果が確かにあることがわかりました。
[腐葉土やバーク堆肥を検討する]
Youtube動画をみると低予算でマルチングに向く資材として腐葉土やバーク堆肥といった堆肥が良いそうです。
この冬が来る前に腐葉土を撒いてみて、”悪いところ”の3.4.の検証をしてみたいと思います。
こちらに続きます。
[芝生を刈るときの注意点]
芝生の剪定で注意するのは軸刈りです。
生長点まで刈り取ってしまうことを軸刈りというのだそうです。
芝を刈る回数を減らしたい一心で軸刈りまでしていまうと枯らす恐れがあるので注意がひつようです。
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