鉢植え植物の猛暑対策として牛乳パックを利用してみました

日常の理系ガーデニング

【鉢にカバーを】

以前、ダイソーのアイテムで猛暑対策、特に根腐れ対策としてブックシェルフを用いたというブログを書きました。

その中で濃い青色の鉢の猛暑対策として、”鉢に布でできた鉢カバーをかぶせる”ということをしています。

このときはブッドレアが植栽されていましたが、今年は桔梗が植栽されています。

鉢カバーは母の日のプレゼント用のカーネーションの鉢に付いてきたカバーを使っています。

この鉢カバーはオシャレな感じで良いのですが、これ一つしかありません。

なので鉢カバーとして他のモノを流用することにしました。

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【牛乳パックを使う】

前回、高さが2m近くに成長するメドーセージが作り出す日陰を利用して猛暑対策というブログを書きました。

保護苗ならそれでOKなのですが、夏に花を咲かせる植物の場合日陰に入れておくわけにはいきません。

ウチではサンパチェンス、オリーブです。

これらの鉢に鉢カバーをつけることにしました。

使ったのは牛乳パックです。

牛乳パックの材質的な利点は

  • 手に入れやすい
  • 水やりの際、水に強い
  • パックの裏側は真っ白で見た目よさそう
  • 鉢に合わせて加工しやすい

などです。

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[作り方]

パックを開いて底は切り取ります。

あとは鉢の外周に合わせて何枚かのパックを貼り合わせるだけです。

 

[実際に使ってみた サンパチェンス・オリーブ]

サンパチェンスとオリーブです。いずれもパック3枚は張り合わせています。

サンパチェンスの時はパックの量が足りなくて、鉢の日が当たらないところでガムテープで張り付けています。

 

サンパチェンスです。

 

オリーブです。

オリーブの鉢を覆うときに煙突効果のことを思い出し、鉢とパックに空間を持たせるようにして牛乳パックを巻き付けています。

 

煙突効果とは

鉢とパックの間の空間に当てはめれば

  • 温められると熱い空気は上へ抜けていきます。
  • そうすると下からあたらしい涼しい空気が入ってきます。
  • これが繰り返されることによって自然換気ができて温度上昇を抑えることが期待できる

といった感じです。

どちらもその煙突効果を得るために、サンパチェンスでは枝二本、オリーブではダイソーシェルフで地面から鉢を浮かせています。

浮かせることで下から空気が入りやすくなります。

サンパチェンスはもう一枚パックを足して鉢とパックの間の空間を広げたいです。

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【まとめ 色だけでなく鉢の形状にも注意】

鉢の色は日光を反射する白色に限りますが、白色でも鉢の形状によっては危険な場合があります。

これは日日草です。

ダイソーで販売されていた種から育てました。

この日日草の鉢は、挿し芽した菊を鉢上げしたときに利用したダイソーのスクエア形状の鉢と同一です。

この鉢は円ではなく平面で日射を受けるため温度上昇がハンパないです。

日日草をちょっと動かそうとして触った時、鉢の熱さにビックリして即座に地植えにしました。

で、スクエア鉢ではありませんが、サンパチェンス・オリーブ鉢の日よけを行ったのです。

実際、菊は2つ枯らせてしまいました。

メドーセージの下の苗鉢はこのスクエア鉢を使っている鉢があります。

挿し芽をスクエア鉢に植え替えたばかりのモノもあって他の鉢に植え替えるわけにもいかず、今はこぼれ日の下でなんとか夏を乗り切ってほしいと願うばかりです。

 

 

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