
【気づいた時には】大木化したジューンベリーの末路【手遅れ】
【庭のジューンベリー】
わたしが管理を任されている庭には三本のジューンベリーが植栽されています。
が、わたしが樹木の管理を怠ったために大木化し、それからむちゃな剪定・伐採を繰り返した結果、現在とても人にはお見せできない樹形になっています。
春夏は葉が生い茂るの目立ちませんが、冬になると・・w
向かって右:約15~16年ぐらい前にとある園芸店で購入して植えた最初のジューンベリーです。
真ん中:それから数年後、そのジューンベリーから挿し木で増やしたジューンベリーです。
左:さらに数年後コメリで購入したジューンベリーです。
庭の片隅に植栽されていた常緑樹が枯れて、そこに何か樹木を植えようということになりました。
他の家のお庭で実物を見て植栽を決めたのがジューンベリーでした。(名前を聞いてみた)
そのお庭のジューンベリーはとても細い幹のひょろひょろっとしたジューンベリーでした。
その繊細な感じが決め手でした。
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【すばらしいシンボルツリー】
実際植栽してみてジューンベリーは季節ごとに様々な色どりを魅せる素晴らしいシンボルツリーでした。
下の写真はわたしの庭のジューンベリーの写真です。
春には白い花を咲かせ
初夏から目に染みる新緑と梅雨頃に赤い実を付けて
晩秋に素晴らしい紅葉をみせてくれます。
とくに秋の紅葉がとても美しく、それで二本追加してしまいました。
太陽があたらない場所は黄色の紅葉になります。
シンボルツリーとして最高です。
【色々やらかしてしまった】
しかし紅葉の美しさに魅せられていたこともあり、葉の量をキープするために剪定をほとんどしないでほったらかしにしていました。
あれよあれよというまに大木になってしまいました。
幹も太くなり、我が家にあるモクレンに匹敵する木の太さ、大きさです。
ここから落葉樹の剪定についてネット等で本格的に勉強したのですが時すでに遅しです。
これ以上大木になると管理できなくなるので、一本目のジューンベリーは主幹を伐採することにしました。
赤丸が主幹です。
主幹を伐採して、手前の白丸の成長した二本のひこばえを残して、参考にしたお庭で見かけたひょろっとした繊細なジューンベリーにしようとしました。
切り株から新しい芽が出てくればラッキー
それを利用することで繊細なジューンベリーが維持できます。
ところが昨年、その残った株自体枯れてしまったようです。
脆くなって崩れてきているところもあります。
他の二本目、三本目のジューンベリーは太くなった幹・枝から伐採しています。
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【抜根してリセットしたい】
株元がこんな状態になってしまった一本目のジューンベリーでしたが、昨年の晩秋には美しい紅葉をみせてくれました。
このままもうしばらく置いておこうかな、と思いました。
ところが
- 矮性種のジューンベリーをみつけた
- 三本目のコメリのジューンベリーの様子が他の二本と違っている
- やっぱり害虫、病気の発生が怖い
ということで一本目、それから二本目も抜根してリセットしたいと思っています。
1.の矮性種はジューンベリー・リージェントという品種です。株立ちであるものの樹高が2mに達しないという点が魅力です。
そして2.のコメリで購入したジューンベリーです。
株立ちしない品種なのでしょうか?
ひこばえが他の二本と比べてまったく出てきません
このコメリのジューンベリーを挿し木して育成の再挑戦をしたいという気持ちが出てきてます。
[落葉樹の正しい剪定]
その時は
- 剪定は冬期に行う
- 太い幹を伐採して樹勢を落とす剪定をする
という正しい剪定をしようと思っています。
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【まとめ 樹木あるあるにご注意ください】
樹木あるあるとして、「気づいたときには大木になっていて手遅れ」ということがあるそうですw。
今回のジューンベリーはホントこの樹木あるあるでした。
わたしも前述の通り、美しい葉の量を保つことに気を取られその大木化に気づきませんでした。(言い訳ですが)
なぜ大きくなった、幹が太くなったことに気づいたのか?
わたしの庭にモクレンが植栽されています。
モクレンは高木であり成長がとてつもなく早く、年二回の強剪定をしていました。
その厄介もののモクレンの幹との比較でジューンベリーの幹の太さに気づいたのです。(モクレンと同じくらいの太さになってねーか?)
人の記憶は曖昧なので比較する基準がないとはっきりとした違いとして認識することができません。
なのでその事象の変化の確認をすることすらないのです。
モクレンという比較対象がなかったらと思うと空恐ろしいです。
というのも実は一本目のジューンベリーの伐根、すでにやってみたのですがとんでもないことになっていたのです。
その抜根については次回に
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