【 あじさい 】熊谷市・能護寺  【 撮り方 】

2020年2月1日埼玉県の秘密,日常の理系デジカメ,埼玉県の観光

この梅雨の季節は、あじさいの季節です。
埼玉県熊谷市の北部にある能護寺は近年、”あじさい寺”として人気があります。

あじさいを撮りに行ってきました。

【能護寺】

開山が743年と結構古いお寺です。

空海によって再建されたらしいです。
改築等、あったとしても1200年近くは経っています。

まず目を引くのは真っ白な塀です。

日傘と蝉の声がとても似合いそうな感じです。

そして、入山料300円(あじさい開花時期のみ)を払って門をくぐると立派な本堂が現れます。

しかし、この能護寺のSNS的メインの建物は、門をくぐってすぐ右手にある鐘楼です。

元禄年間に建造されました。
この鐘楼とあじさいの組み合わせが一番の見どころ、映えどころです。


鐘楼とあじさい

駐車場は山門の前に障害者がいらっしゃらるご家族専用の駐車場があります。

一般車両の駐車場は少し離れたところにあります。
駐車料金は無料です。
おトイレは境内にあります。

なお、撮影される人向けの注意事項として、午前10時以降は三脚の使用は禁止となっています。

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【あじさいの撮り方】

ふわっとしたあじさいの花の撮影は比較的簡単と思われます。

あじさいは、お花が群がって咲きます。
撮影対象のあじさいの前後に、別のあじさいを入れる構図が取りやすいので、前後ボケの効いた写真が撮れます。

また、あじさいは日陰に咲いていることが多いうえに、葉っぱも茂っているため、あじさいの茂みの中はとても暗いです。
そのため、花の背後を暗くする構図が得やすく、スポットライトが当たったような立体感のある画像が撮れます。

ただ、そのようなあじさいの写真は、ネットでもけっこう多く見られます。

あじさいは、以前ブログで触れた花菖蒲と同じ園芸品種です。

となれば、鑑賞している人や人工建造物と一緒に撮ってみるというのはどうでしょうか。
咲いている状況・雰囲気が盛り込まれた、飽きのこない写真になりそうです。

椅子で休む人、本堂、手水舎と盛りだくさんなあじさいです。

以上、1,2,3,5枚目の写真はE-P5/ED12-50mmF3.5-6.3
他の写真はG9pro/ED75mmF1.8

で撮った画像となります。

ただ、お寺+あじさいの写真は、どうも”侘び寂びの写真”になりがちです

そんなときは

玉砂利や白めの壁を背景にして、ピンクと白のオメデタイ感じにしちゃうとか、

ちょっとオシャレな椅子といっしょに撮ったりすると、

ポップな感じが出て、普段のあじさいとはちょっと違ったあじさいになっていいかもしれません。

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【まとめ】

能護寺は平地にあるお寺です。

よって、山の中腹に存在する鎌倉の有名な”あじさい寺”にくらべて、立体的な配置ができないのが残念なところです。
それでも小高い”山”を作って植栽したり、盆栽のあじさいを多く配置するなど、かなり頑張っているなぁと思いました。

だいぶ色あせたあじさいもありました。
全体的には、16日の週ならまだまだ見頃と思われます。

あじさいは挿し芽で簡単に増やせるため、大量生産(^m^;)が可能です。

挿し芽から3~4年ぐらいで開花~大型化が見込めます。
SNS等で話題となれば集客もたやすいでしょう。

”あじさい寺”はこれからも増えるかもしれません(^m^;)

高い樹木の多いお寺のちょっとしっとり暗い雰囲気には、色とりどりのあじさいがピッタリですね。

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