【1000円】ダイソーのBluetoothスピーカー・レビュー【サンプル音つき】
【レトロなガジェット】
ガジェットといえば、最先端の技術が詰まった機器というイメージがあります。
しかし、小型の電子機器という定義であれば、結構古い技術を継承しているガジェットが今も存在しています。
カセットレコーダー、レコードプレーヤー、ラジオなどはその代表でしょうか。
カセットやレコードは、最近デジタル音源へのアンチテーゼのような形で再評価されています。
デジタルに比べて、音が柔らかい・温かい、操作が面倒なのが逆にイイといったレトロ風味がウケています。
また電池or手回し充電で稼働するラジオは、災害時の必需品として生き残ってます。
そんなニーズをうけて、Amazonでいずれの商品も結構品揃えが充実しています。
「やっぱり写真はあの形のモノで撮らないとね~」ということで、デジカメを愛用している私も当然レトロ風味は好きです。(^m^;)
【Bluetoothスピーカー】
そんなレトロ風味好きの私がずっと気になっていたのがBluetoothスピーカーです。
Amazonをみると、私がイメージするラジオ、もしくはラジオカセットの形に近い直方体のものが多いんです。
これならラジオ感覚で聴けるのではと思っていました。
Bluetoothスピーカーとは、スマホとBluetoothでペアリングすることでスマホの音声を高出力・高音質で鳴らすというガジェットです。
最近のアウトドア人気で、野外で音楽等聴いてみたいという人もいるようで、Amazonでも品揃えが充実しているようです。
【Daisoの1000円Bluetoothスピーカー】
[外観・仕様]
そんな時ダイソーで見つけたのがこのBluetoothスピーカーです。
パッケージにもありますが、二台つなげることでステレオで聴くことができるようになるようです。
色は黒のほかに白がありました。
正面がこちら
低音用とたぶん高音用の2つのスピーカーが確認できます。
パッケージの写真ほど横方向に長くありません(^m^;)
ストラップが付属しています。
大きさは、横11cm 縦7.7cm 奥行き3.7cmです。(計測値)
上部と後ろ側です。
充電中です。充電には三時間ほどかかります。充電終了で赤いランプが消えます。
充電ケーブルはマイクロUSBです。ケーブルは付属しています。
連続再生時間は約14時間とあります。
このBluetoothスピーカーを選んだ最大の理由がUSBコネクタとSDカードスロットがあることです。
楽曲(mp3、WAV)を入れたUSBメモリーやSDカードから音楽を鳴らせるのが良いです。
上部はゴムで覆われています。
中のスイッチを押すのに思ったより力が必要です。
防滴性能はありません。
[音質は?]
ほんと、参考までにとしか申し上げられないのですが、以前購入したBUFFALOのコロコロスピーカーと音の比較をしてみました。
BUFFALOのスピーカー、すぐコロコロ転がってしまうのでコロコロスピーカーと呼んでます。
出てくる音をマイクで拾うという原始的な方法での比較です。
距離的にコロコロスピーカーのほうが遠く見えますが、マイクからの距離はほとんど同じにしてます。
録音に使用したのはマランツのMPM-1000です。
使った曲は、私がDTM制作した「Platonic prison」@初音ミクとモーツアルトのK488 1stMovです。
「Platonic prison」
Daiso Bluetoothスピーカーの音
BUFFALOスピーカーの音
「ピアノコンチェルト K488 1stMov」
Daiso Bluetoothスピーカーの音
BUFFALOスピーカーの音
両方のスピーカーから出てくる音量を揃えるのが難しくて、「Platonic prison」ではBUFFALOコロコロスピーカーの音量が小さめ、「K488」はダイソーBluetoothスピーカーが小さめになってしまったようです。
その音量の違いが音質にも効いてるような気がします。
どちらの曲もダイソースピーカーのほうが音像の広がりがない分、ダイレクト感はあります。
ヴォーカルの音にそれを感じます。
K488は音量がある分コロコロスピーカーのほうがよく聴こえます。
まあ、どっちもどっち、お値段なりの音という感じで、明確な差はあまり感じられませんでした(^m^;)
色々な事情に配慮してDTM音源で比較したのがまずかったでしょうかw
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【まとめ】
[気になった点]
スマホとBluetoothのペアリング状態で聴いたときに、気になる点が2つありました。
1つ目は、ほんとスピーカーに耳を近づけないと聴こえないのですが、微かに「キーン」という高周波のような音が聴こえることです。
サウンドクラウドに上げた音にも高周波音が入っています。
耳から離すと聴こえないのですが、この点はちょっと気になりました。
枕元に置いて聴くというシチュでは気になるかもしれません。
一方USBメモリーからの音楽再生では、この高周波音はまったく聴こえません。
Bluetooth電波に起因する現象なのでしょうか?
2つ目は、USBメモリーからの再生音に比べて、音が小さめということです。
スピーカーの音量やスマホの音量を十分に上げる必要があります。
このスピーカー、電源ON/OFFのときメロディーが流れるのですが、スピーカーの音量が上がってるとそのメロディーがかなり大きな音で鳴ることになります。
注意が必要です。
[残念な点]
ちゃんと確認していないのですが、USBメモリーやSDカード内にファイルを作った場合、そのファイルを選ぶことができないと思われます。
それが残念です。
[総じて]
上記の点以外はとても良かったです。
スマホとのBluetooth連携も早く、安定しています。
音が途切れたり、上記の高周波音以外の雑音が入ることもありません。
なにより音が思っていたより良かったです。
低音、高音がキレイに出ています。
CD音質のMP3の再生では、望外の音で鳴ってくれます。
以前、父親が小型のトランジスタラジオでラジオ番組を聴いていたことを思い出しました。
「ラジオ放送はやっぱりラジオ然とした箱モノ(?)から音が流れてこないとダメだよね~」と思いました。(^m^;)
【追記】
先週の日曜日(9/19)、ダイソーに行ったらなんと古いラジオ風のBluetoothスピーカーが700円で置いてありました。
見た瞬間は「やられた~」と思いました。
が、よく見るとおもちゃっぽさもあり、スピーカーは一つのようでしたので、ま、まあ納得して帰りましたw
そのうち、古き良きラジオカセット風のBluetoothスピーカーも・・・
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