Neewerの格安ストロボをLumix・Olympusのカメラで使ってみました その2
【Neewerの格安ストロボで夜桜ポートレート】
Neewerの格安ストロボのレビューのブログの続きです
↓前回のブログです 仕様等はこちら
このNeewerの格安ストロボを2機用いて夜桜セルフポートレートを撮ってきました。
[機材]
機材は
- Lumix G9pro
- Leica DG sumillux 15mm f1.7
- 三脚三台 Neewer Soonpho chiheisen
- ストロボ NW561×2
- トリガー/レシーバー×2 FC-16/FC-16R
- デフューザー
です。
デフューザーについてはまた次の機会に
【設定】
カメラ側(G9proとE-P5)
ストロボを発光させるにはカメラ側で設定が必要です。
G9proの場合[MENU/SET]ボタンから撮影メニューに入ったところに[フラッシュ設定]があります。
フラッシュモードをオンのアイコンにします。
少々面倒なのはG9proのフラッシュ設定に入るには、ストロボ関連機器のトリガー/ストロボ・レシーバーすべての電源スイッチをONにした状態にしないとダメなところです。
トリガーはCAMERA、レシーバーはflash、ストロボはON
に、それぞれスイッチを移動させることが必要です。
もちろんストロボ関連機器すべてをONの状態でないとG9のフラッシュモードをオフにできません。
E-P5では
E-P5ではライブビュースーパーコンパネにストロボ設定がデフォルトで配置されています。
ここでストロボのON/OFFを行います。
[ストロボ側]
黄色丸のところで光量を調節します。設定はそれだけです。
1,1/2、1/4、1/8、1/16、1/32、1/64、1/128まで調節できます。
上の写真のようにさらに +0.3 +0.7 と微調整できます。
[三脚]
カメラを載せる三脚、ストロボ二灯載せる三脚と計3本の三脚が必要となります。
カメラの軍幹部?にはホットシューがあってそこにトリガー付けて、そのトリガーの上にストロボを取り付ければいいのですが、上に高くなりすぎてとても怖いです。
なので三本の三脚が必要になります。
またストロボはカメラと離したほうが被写体への光の当たる角度、距離の調整がとれるので便利です。
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【作例】
早咲きの桜を撮りに行きました。
安行寒桜という種類です。
ソメイヨシノより色がピンク色です。
f/1.7 1/60秒 ISO-1600 15mm で撮影
ストロボはどちらも確か1/4 の光量にしました。
ISO1600にしたのは、ほぼ真っ暗闇の状況でAFできるようにしたから、と思います。(;^ω^)
バックライト用のストロボがちゃんと発光しています。
そして手前の桜が影にならずキレイに撮れているので、こちら側のストロボもちゃんと発光しているようです。
ただこちら側のストロボの光量1/4は強すぎるようです。
三脚の下に明かりがありますが、これはLED灯です。
ほぼ真っ暗闇な状況なので背後のストロボ&三脚の位置がわからなくなります。
そこでマーカーとして手持ちのLED灯を置いています。
では自撮りしてみました。スマホと連携させてのリモート撮影です。
f/1.7 1/60秒 ISO-1600 15mm
まあまあ撮れています。ホッとしました。
G9proは人体認識AFがあります。
AF時、顔が真っ暗でも人体を認識してくれればAFできます。
こちら側のストロボの光量は1/128にして、バックライトのストロボの光量は1/2にしています。
ストロボの光量は全開で使用するとライト?にあまりよろしくないようです。
[コツ]
バックライトの光量を作例1のときの倍にしていますが、作例2の地面はかなり明るくなっています。
これはストロボの角度を直角にしたからです。
最初、ストロボの角度を斜め上にしたのですがうまくいきませんでした。
ストロボの角度を直角にすることによって被写体に当たる光の量が増えて被写体がより浮かびあがります。
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【まとめ 留意点とシャッタースピード】
[留意点]
ほぼ真っ暗闇の状況だったので設定はむしろ簡単だったといえると思います。
レンズは開放のまま、バックライトのストロボは最高、こちら側のストロボは最低の光量という単純な設定ですみました。
もし桜がライトアップされていて光が多い状況では、
- ISO感度を下げる、
- レンズの絞りを絞る、
- もしくはNDフィルターを使う
などの作業が加わって大変面倒なことになりそうです。
このNeewerの格安ストロボはカメラのほうで光量を調節できるストロボではありません。
このようなサードパーティーのストロボを使用するときは
とにかく練習、さらに色々なところで撮って場数を踏む
これがとても大切です。
[Neewerの格安ストロボの対応シャッタースピード]
ちなみに下の画像は夜間にE-P5でとったソメイヨシノです。
ストロボ一台で撮っています。
桜は下を向いて咲いているのでストロボを下から当てて撮っています。
E-P5 Leica DG sumillux 15mmf1.7
f/1.7 1/250秒 ISO1600 15mm
ストロボ 1/128
シャッタースピードはストロボの性能によりますが、1/60~1/125が普通なのだそうです。
このNeewerの格安ストロボは1/250秒でも・・・いけてますね
検証が必要そうです。
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