デフューザー(ハクバ)の効果はあるの?Neewerの格安ストロボで試します

2024年1月31日日常の理系デジカメ

【ハクバのデフューザーを使って夜のポートレート写真】

 

[ハクバのデフューザー]

ストロボを利用して人物を撮るときに白テカな肌にならないようにデフューザーを購入しました。

デフューザー役割です(キヤノンのサイトより)

ディフューザーとは、ストロボなどの前に取り付けて光を和らげることができるアクセサリーです。ストロボを直接発光させると被写体に当たる光が硬くなるので、花や女性のポートレート撮影などでは、乳白色の板を貼ったり、市販のディフューザーをストロボに装着したりして撮影します。

 

購入したのはハクバのクリップオンストロボデフューザーDSD-CL2Lです。

 

取り付けた全体のお姿はこんな感じになります。Amazonの商品説明より

 

ストロボの外周にベロクロテープを巻き付けて装着します。

ちなみにベロクロテープが巻き付いている部分のNeewerの格安ストロボの外周は約24cmです。

このハクバのデフューザーは折りたたみ式なので付属のケースに収納することはできます。

ただ折り目の部分の強度が心配です。

値段なりの商品ということなのでしょう。

 

[ハクバのデフューザーで夜桜ポートレート]

前回のブログの夜桜ポートレートではこのデフューザーを利用しています。

ストロボ2機用いてのセルフポートレートです。

お顔には残念ながらモザイクをかけていますが、結構満足できる仕上がりになっていました。

しかしデフューザーの効果のほどはわかりませんでした。

なにしろ自撮りするので精一杯だったもので(;^ω^)

そこで今回モノ撮りでこのハクバのデフューザーの効果を調べたいと思いました。

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【ハクバのデフューザーのレビュー】

 

[機材 設定]

機材は

  • カメラ Olympus E-P5
  • レンズ Olympus ED45mmf1.8
  • ストロボ Neewerの格安ストロボ トリガー レシーバー一式

です。

ストロボは三脚に載せて撮っています。

場所は遮光カーテンに覆われた昼なお暗いw部屋です。

カメラの設定はMモードです。

F値は1.8 最低感度のiso200 露出±0に設定、シャッタースピードは1/60秒に設定しました。

シャッタースピード1/60は、ストロボに最適なシャッタースピードと言われる1/60~1/250の下限値です。

ストロボの光量は1/128です。一番光量が低いです。

 

[1.ストロボなし]

 

 

f1.8 1/60秒 iso200 以下同じ

うっすらと写っています。(;^ω^)

ほぼ真っ暗です。

[2.ストロボ 直当て]

 

ストロボの光を真正面から当てています。

1/128でも強すぎて完全に白飛びしています。

前回のブログにある夜桜ポートレート撮影ではほぼ真っ暗闇の環境でした。

その中で1/128にデフューザーという光量でちょうどよかったんだと思いました。

カーテンで遮光しているとはいえ昼間の環境では1/128でも強すぎました。

 

[3.天井バウンス]

 

 

天井バウンスとはストロボを天井に向けて発光させて撮るという方法です。

ストロボの光が天井に反射するので光量を抑え、上から照射されるのでモノ撮りではよけいな影を消すことができます。

影が一応カップの周りに均一に出ています。

ストロボの光量1/128では弱すぎでした。

ストロボの光量をもっと上げないといけません。

ちなみに下の画像は適当なカメラ設定でバウンス撮影したものです。

f1.8 1/5秒 iso200

ストロボは1/128

シャッタースピード1/5秒でも使えてますねw

これが一番自然な感じでしょうか

 

[4.デフューザー&直当て]

 

光が当たっている部分は、撮った中では一番いい感じに撮れてます。

光量が適度に落ちていて、カップの表面を飛ばしてくれてます。

多少ですが減光効果はありますね

ただしストロボ直当ての時と同等の大きさのカップの影がくっきり出ていて、先ほどのキヤノンのサイトにあるような”光が和らぐ効果”が出ているのかは不明です。

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【まとめ】

今回の検証において、ハクバの簡易デフューザーの効果はとりあえずストロボの減光という面では効果ありそうという結果にはなりました。

前回のブログのポトレ写真が自分なりに納得できた仕上がりになっていましたが、その一因にはなってくれてたのでしょう。(減光されたため白テカになっていなかった?)

室内のモノ撮りでは横からの照射に加え、天井バウンスかLEDライト等で上からの照射も必要かなと思いました。

調べましたらモノ撮り用のボックスもあるんですね。

 

前回のブログから何度も言いますが、汎用ストロボはカメラで光量を調節できません。

カメラの設定でマニュアルモード、もしくはSモード(シャッタースピード優先)でシャッタースピード1/60~1/250に設定することだけがデフォルトです。

あとは手探りになるのでなかなか大変です。

Neewerの格安ストロボ(汎用ストロボ)とトリガー/レシーバーを使いこなすには、アナログ的な経験が必要です。

色々な条件で人物撮りして経験値を上昇させようと思います。

 

 

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日常の理系デジカメ

Posted by Yuki