【カメラのモニター】バリアングル液晶とチルト液晶 どちらを選ぶ?【上野動物園 トラ】
【大迫力のお食事中のトラを撮る】
2022年11月下旬、上野動物園に行ってきました。
使用した機材は Olympus E-P5 と ED40-150mmF4-5.6 です。
これでパンダやハシビロコウを撮りました
びっくり度では動くわ飛ぶわのハシビロコウでしたが、大迫力で感動したのはトラです。
E-P5で撮ったお食事中のトラです。
骨付き肉がちょっとアレなのでモザイクをかけました。
実際このトラのお食事は見物している人たちも若干引いている感じでシーンとしてましたw
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【チルトかバリアングルか?】
この大迫力のトラのお食事には黒山の人だかりとなっていて、最前列には子供たちも多く見ていました。
わたしもその中に混ぜてもらってw撮影したのですが、「チルトのE-P5を選んでよかったー」と思ったのです。
[チルト、バリアングルモニターの良いところ悪いところ]
チルト | バリアングル | |
良いところ | 光軸上にモニターがあるので被写体を狙いやすい
展開したモニターが他人の邪魔になることが少ない。液晶を展開してても安心 ワンアクションでモニターが展開できる |
撮影者の液晶を見れる範囲が広い。自撮りできる。
撮影に専念するときは液晶画面を裏にできる |
悪いところ | 撮影者の液晶を見れる範囲が限定される。
液晶モニターがむき出しのまま(保護フィルムを貼っていてもちょっと不安w) |
光軸上からズレた位置にモニターがあるので被写体を狙うのに慣れが必要かも
液晶を展開している時人込みでは他人にぶつかりそうで気を遣う モニターを展開するとき開いてひっくり返すというツーアクションが必要(普段から液晶画面を裏にしているときはワンアクション) |
一長一短はありますね。
ただ、自撮りや自分の作業をカメラで撮る(Youtuber)といった撮影ではバリアングル以外の選択肢は無く、逆にその用途がなければチルトがいい、というのが大まかな選択理由となるでしょうか。
実際トラをローアングルで撮った時は周りに子供たちも多く、もしバリアングルカメラだった場合「なんかイヤだな、危ないなー」思うシチュエーションでした。
ローアングルではカメラを両手で包むように撮ります。
チルト液晶の場合、両腕が展開したチルトモニターを保護する感じになります。
わたしにはとても安心感がある撮影となるわけです。
ワンアクションでモニターが展開できるのも改めて良いところだなぁと思いました。
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【まとめ】
Panasonicの GF-10 という機種も持っています。
こちらはチルト式で上まで展開すると自撮りも可能となります。
しかしハイアングル撮影では液晶が見づらくなります。
そのため人だかりの動物撮影では不利と思いハイアングルでの撮影でも液晶がみやすいE-P5を持っていったのですが大正解でした。
最大300mmという望遠レンズとの組み合わせもよく、またシャッター音が好きな音を発するE-P5
この日はとても気持ちよく撮影できました。
中古でとても安いレンズですが、日常望遠では必要十分な画角で解像度も高く重宝してます。
ルリコシボタンインコです。以前飼っていました。
カメラ系Youtube動画ではバリアングルカメラを推す動画が多いです。
自撮りのユーチューバーの動画なので当たり前とも言えます。
しかしユーチューバーでなければ、自撮りをしないのであれば、カメラで被写体を撮るというオーソドックスな行為ではチルト液晶のカメラを選ぶのいいかもしれません。
[富士フイルムのデジカメはチルトに回帰?]
富士フイルムがX-T5という新しいデジカメを発売しました。
バリアングル液晶だった前モデルT4からT5ではチルト液晶に変更しました(戻した)。
富士フイルムのユーザーにはバリアングル派は少数と踏んだのでしょう
普通のスチルカメラを渇望する一般的なユーザー(古くからのカメラファン?)をすべて取り込もうという戦略なのかもしれません。
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