【ジューンベリー抜根】狭い庭で高樹木を栽培するときの注意点【まとめ】

日常の理系ガーデニング

ジューンベリーの伐根を決意した理由はこちら

今回はそのジューンベリーの伐根をしました。

 

【2本のジューンベリーを抜根しました】

 

三本のうち左と真ん中のジューンベリーを抜根しました。

三本とも狭い庭に合わせてなんとかサイズを抑えるように剪定しています。

 

[右のジューンベリーの根株]

 

地上部にでていた切り株が黒丸部分です。

その切り株からすぐ横に切り株と同等の太さの根がでています。

この根は地上から見えていて、その根の太さにこのジューンベリーのヤバさに気づいたのでした。

ところがこの切り株の下には、切り株以上の大きさの根株が存在(赤丸部分)していました。

その根株からも同様の太い根が出ていました。

重量もすごく今までの伐根したどの根株よりも重かったです。

ただし黄丸の根4か所と株の向こう側に1か所、計5か所の根を切断するとなんの抵抗もなく軽くジャッキでひっくり返すことができました。

ジャッキで持ち上げていくと、土に強力に蔓延ってる根が何本も出てきてそのたびに切断した梅より簡単でした。

 

[中央のジューンベリーの根株]

中央のジューンベリーの伐根した根株です。(上からみた)

幹を太くしないようにひこばえを残し主幹を伐採し続けた結果、このような切り株状態に・・・

 

シャベルで切り株の周りの掘ると二本の太い根が出てきたので切断

黒丸部分の根株にジャッキを引っ掛けて持ち上げると簡単に持ち上がりました。

とぐろ巻いているかのように太い根が伸びています。

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【樹木を植栽するときの注意点】

 

  1. 高木は鉢植え
  2. 地植え、鉢植えともに冬期に主幹を太くさせない(主幹を伐採するぐらい)の剪定をする

この2点が樹木を植栽するときの最重要注意点です。

 

高木は鉢植え栽培

地植えでは、その植えた場所・成長過程でイギュラーが発生した場合、植え替えが困難、というかほぼ無理です。

抜根というリセットしか方法がありません。

そのリセットも多大な労力と時間を要するうえに、処分するために抜根した根株を細断しないといけません。

しかもその細断にかける労力と時間・・・実際抜根よりも大変です。

(梅、モクレン、サザンカ、ハナミズキ、ジューンベリー、ビワ等を抜根してきた経験より)

高木を植栽するときは、鉢植えで管理するのが賢明です。

水やりの管理に不安がある場合は、高木を植栽した鉢を地に埋めてしまうとよいでしょう。

 

主幹を入れ替えるように剪定

三本のジューンベリーのうち左のジューンベリーは植栽が一番新しく(それでも15年ぐらい前)、さらに少しは剪定も少~しはうまくなっていて他の二本と比べるとまともな樹形を保っています。

ある程度のところで主幹を剪定して枝を残しています。

樹高は2mぐらいで幹もさほど太くはありません

株立ちもありません。

ただし3本目のジューンベリーが品種が株立ちしない品種の疑惑があります・・

主幹の太さ=根の太さ と思ってください。

(当然といえば当然ですw)

よって、

 

枝を残し主幹を入れ替えるように剪定し樹勢をとにかく抑える

これが狭い庭で高樹木を地植え栽培し続けるコツだと思います。

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【まとめ 今後のジューンベリー計画】

ジューンベリーはシンボルツリーとして素晴らしい樹木です。

抜根するなんてとんでもないことです。

ただ私の場合

  • 庭が狭い
  • 剪定の腕がなかった(知識がなかった)

のが残念でした。

昨年購入した矮性種のジューンベリー・リージェントが救世主になってくれればいいなと思っています。

やっぱりみごとな紅葉に染まるジューンベリーは秋のお庭には欠かせません。

 

一方前回のブログで、三本のうち左のジューンベリーを挿し木して育成を再挑戦してみたい、などと言ってました。

せっかく今回抜根したジューンベリーで剪定体験を積ませてもらったので恩返しせねばという気持ちもあるのです。

 

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