春、お花の撮り方

2019年1月26日日常の文系・雑記エッセイ

水もようやく温み
雪から雨にかわるこの季節

近くの田んぼのあぜ道には
ホトケノザがカワイイ花を咲かせていました。


淡い紫色の花がキレイです

春季節が進むとこのホトケノザ
背の丈が30cm以上にもなり
いかにも雑草というお姿になってしまいます。
しかし、まだ寒さの残るこの時期は
5cmぐらいの背丈で
とても可憐な早春の花をつけるのです。

せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ
すずな、すずしろ、春の七草
とありますが
ここで出てくる”ほとけのざ”は
”コオニタビラコ”(小鬼田平子)という黄色い花を咲かせる
別のキク科の植物です
ホトケノザはシソ科であり食用ではありません。

このような”お花の写真”は逆光で撮るのが鉄板と思われます。
これは花びらを透過する光がその色にキラキラ感を与えて
花の色をより強調させるためです。

しかし、たとえばこの季節に咲く花の代表格「梅の花」のように
白色の花びらを持つ植物は、
普通に逆光で撮っても、
白く塗りつぶされた感じになり、
キラキラ感もあまり出ません。
あの「桜の花」も同じです。

同じ日に撮った梅の花です

しかし、冬枯れの野山を一気に春に変えてしまう
梅、桜はやっぱりキレイに撮りたいですよね

梅、桜の撮影は
群生する姿を背景とうまく組み合わせて
春を表現する。
これならわたしにも撮れるかも(汗)

ネットには梅や桜のアップ写真をとてもキレイに
撮られている方も多くて
いつもどうやって撮ってるのかなぁと思います。
やっぱり最後は芸術的センスなのでしょうね。

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