【梅雨でも魅力的】ラベンダーの剪定
淡い青色の花を何個もつける房に繊細な葉っぱ
そして甘い香り
私はラベンダーがとても好きです。
【日本の梅雨~夏は苦手】
ラベンダーは地中海沿岸地域原産の低木種で、開花時期は5~6月頃です。
現地では乾燥した晴天の続く季節です。
インスタグラムのラベンダーの画像を見ると、はやり外国の画像が多いです。
そして、ラベンダーと一緒に写ってる空は青空が多いです。
日本ではラベンダーの開花時は高温多湿の梅雨の季節です。
陰鬱とした曇り空に雨です。
また梅雨明け後は夏です。
高温多湿は続きます。
高温多湿に弱いラベンダーにとって、日本の梅雨~夏は憂鬱な季節です。
【ラベンダーの剪定】
ラベンダーは高温多湿に弱いため、株元が蒸れないように剪定が必要です。
剪定を怠る、剪定に失敗すると、このようなかわいそうなお姿になってしまいます。
株の西日が当たる側が枯れてしまったグロッソラベンダーです。
グロッソラベンダーは高温に耐えられるように品種改良されたラベンダーです。
それでも日本の最近の暑い夏には耐えられませんでした。
こうならないために剪定が必要となります。
剪定時期は、梅雨明け前がよいと思います。
ラベンダーの図です
通常ならこんな感じで剪定します。
この剪定だと株の”蒸れ”はあまり解消しません。
また、木化が進み場合があります。
関東では降雪によって、木化した枝が折れて枯れてしまう可能性もあります。
関東に降る雪は湿った重い雪のうえに、降雪後冷え込みによって氷化し大変重くなるのです。
そこで、このようにすき間を開けるように剪定します。
これで風通しがよくなります。
さらに太陽光線が差し込むので木化した部分からの発芽も期待できます。
実際に新しい芽が出ているところです。
このような芽を活かしつつ、あまり大型化しないように剪定します。
一般家庭のお庭でラベンダーを長持ちさせるコツのような気がします。(日当たりのよい大きなお庭のご家庭ならぜひ大型化に挑戦してみてください。理由は↓)
【映るラベンダー】
日当たりが良く、株と株の空間が取れる場所に植栽されているラベンダー、とくにグロッソラベンダーは大型化します。
大きなラベンダーには、もちろん花穂もたくさんつきます。
天候に関係なく”インスタ映え”する写真が撮れます。
むしろ梅雨空のほうが陰影がなくなり、ちょっと不思議な雰囲気のある写真になります。
panasonic G9 1/1600s F1.8 iso200 75mm
グロッソラベンダーは他のラベンダーに比べて香り、花の蜜の量が多いような気がします。
ハチやチョウがたくさん来ます。
panasonic G9 1/2000s F1.8 iso200 75mm
埼玉県では嵐山町と久喜市で大規模なグロッソラベンダー畑が見られます。
今年は花穂を乾燥させて初めてのラベンダーティーに挑戦しようと思ってます。
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