【ロジャース】格安培養土の使い道【レビュー】

日常の理系ガーデニング

14Lで200円前後の格安培養土というのが存在します。

ホームセンターやドラックストアで販売されている培養土です。

その格安培養土のレビューです。

 

【格安培養土の特徴】

格安培養土のレビューに良いレビューはあまり見ませんw

  • 水を弾くw
  • 当然排水性が悪い、べちゃべちゃ、そのため根腐れを起こしやすい
  • 成分表通りなのか疑問

などです。

ただし

  • 園芸初心者が初心者向けの一年草の栽培にとりあえず使ってみるにはコストよし
  • 園芸用土に精通してきた上級者が他の土や堆肥を追加して適切な土に仕上げる

という利点もあります。

以前、コメリの黄色培養土を以前使ったことありますが、ウォータースペースに溜まった水がなかなか吸収されないということがありました。

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【ロジャースの格安培養土】

今回ロジャースで見かけた格安培養土に手をだしてしまったのは、

  • ただでさえ格安なのにさらに特価で販売されていたから
  • 抜根やお庭改造で穴埋めの土が欲しかったから

という理由からです。

税込みで200円でした。

こんなパッケージです。

 

配合原料は以下の通りです。

赤玉土、鹿沼土、堆肥、バーク堆肥、軽石、ピートモス、ヤシガラピート、バーミキュライト、パーライト、バッドグアノ

現物です。

鹿沼土とバーク堆肥が目立ちます。

大半を占めているのがヤシガラピートと思われます(もやもやしている物体w)

なのでその油分が水を弾くのかもです。

バッドグアノとはコウモリのフンを発酵させたものだそうです。

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【タマスダレの移植(救出)に格安培養土を使ってみました】

今回、この培養土を使って芝生&雑草の浸食を受けるタマスダレの救出を行いました。

夏の終わりごろに真っ白い花をつけるタマスダレです。(拾いモノ)

 

我が家のタマスダレは春、こんな感じになっています。

 

タマスダレは球根で増えます。

その球根の間に芝生やその他雑草が入り込んで、見苦しいお姿になっています。

左上の部分は花壇になっています。

タマスダレを通して花壇にも芝生が侵入してくるのも困りものでした。

なので一度タマスダレを掘り上げて雑草その他を取り除き、すっきりさせてあげることにしたのです。

掘り上げたタマスダレです。

ここから芝生や雑草を取り除きました。

使用した底面吸水型の鉢です。下のお皿は使いません。

 

このぐらいの鉢底穴でも鉢底石は必要としないぐらい土が下に落ちてきませんでしたw

今回の格安培養土の主成分?のヤシガラピートのおかげでしょうか。

 

鉢に培養土を入れます。

2鉢作りました。

タマスダレはスッキリしたお姿になりました。

ウォータースペースの水を吸い込むのにやっぱり時間がかかりました。

水を入れると鹿沼土とバークが目立ちます。

根付いてほしいです。

タマスダレを抜いた場所に培養土を入れました。

ここもスッキリしました。

 

ところどころ芝生の根が残っています。

随時取り除きます。

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【まとめ 格安培養土も割り切れば使えます】

 

  • 鉢底石を必要としなかったw
  • 湿度が高い土壌が好きな植物なら使えるかも
  • お庭の穴埋めぐらいなら手軽に使える

というのが実際に使用してみての感想です。

幾度となく報告していますが、我が家の庭は粘土質のどうしようもない土壌です。

そのような土壌で生育し、さらに芝生と雑草に攻撃されても強健に花を咲かすタマスダレだからこそ格安培養土を使うことができました。

これが宿根草だったら・・・使えないかも

また、植え替えや抜根でぽっかり空いた穴wをとりあえず埋めるという目的にも格安培養土は使えると思います。

 

[芝生は最強の雑草かも]

芝生はランナーで増えます。

その成長度合いにも恐怖しますが、その芝生に入り込んで抜けない雑草(メヒシバ、ドクダミ、カタバミ)も巻き込んでしまうのが恐ろしいところです。

刈った芝生はマルチングに使えるのですが、この際芝生は雑草認定して剥いでいきたいと思ってます。

 

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