
【雑草対策】雑草四天王(カタバミ、芝、ドクダミ、シダ)からヤブランを救出しました
以前格安培養土の利用法と称して、芝に浸食されたタマスダレを救出するというブログを書きました。
今回はわたしの庭に蔓延る雑草四天王からヤブランを救出するというお話です。
【雑草に浸食されるヤブラン】
お庭に生えている斑入りのヤブランです。
このお庭を造成したときからあるヤブランのようです。
物心ついたときからあるレベルですw
日陰エリアで多用されるヤブランですが、我が家では日当たりのよいエリアに植栽されています。
この日当たりのよい場所に植栽されていたということが仇になったのでしょうか。
よーく見てみるとわたしが雑草四天王と称する雑草たちに浸食されまくっています。
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【雑草四天王】
わたしが雑草四天王と呼ぶこのヤブランを浸食する雑草たちです。
[シダ]
黄色〇がヤブランに潜むシダです。
シダは胞子を風で飛ばし増える胞子植物ですが、地下茎、株分けでも増えます。
[芝(シバ)]
白丸で囲った部分に、折り重なるように生えている緑や茶色のグラス系の葉が芝です。
この芝、以前は毎週末父親が剪定や抜いたりして管理していました。
しかしわたしがその管理を任されてからはずっと放置で雑草化してしまったのです。
日当たりの良い場所にならどんどんランナーで浸食します。
シバは一枚(一辺の長さほぼ30cm)という単位で販売されています。
なん枚もの芝の苗が、長年成長を続けてランナー同士が絡みついているので容易には抜け(剥がせ)ません
[カタバミ]
黄色丸で囲ってあるのがカタバミです。
お庭に生えるカタバミは何種類かあります。
これはヤマトカタバミでしょうか
駐車場にはもう少し小さい赤いカタバミや日陰エリアにはピンクの花を咲かせるムラサキカタバミが生えてます。
カタバミだらけです(;^ω^)
その理由はカタバミには種を遠くに飛ばす能力があるからです。
(45度角(たぶんw)で飛ばしているので鉢の中にも種が入ることがあります。)
[ドクダミ]
最後はご存じドクダミです。
種を作っての繁殖もするのですが、それ以上の繁殖力で増えるのが地下茎での繁殖です。
生育環境(日当たり、日陰)お構いなしに地下茎を伸ばし繁殖します。
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【ヤブランだけ救出して植え替えた】
これらの雑草が雑草だけ生えているエリアならば、雑草を土ごと広範囲でスコップで掘り起こして根から処分するのが有効手段です。
しかし今回のヤブランや花壇、それから株立ちしている植物の根元部分の隙間に雑草が入り込んでしまった場合スコップで容易に掘り起こすことができません。
かといって放置していたらヤブランという隠れ家から胞子や種を飛ばし地下茎を伸ばすので放っておくわけにもいきません。
今回はヤブランごと掘り返し、ヤブランの株だけ取り出し様子をみることにしました。
雑草の浸食を一番受けてなさそうな部分(ほぼ真ん中)を掘り起こしました。
株分けで増えていたせいか思ったより簡単に狙ったところを掘り起こすことができました。
それから土をできるだけ落としました。
雑草の根や土の中の種を落とすためです。
さらに4つに分けて、モクレンの伐根跡に植えました。
【まとめ 雑草対策方法】
これら雑草四天王が株立ちの樹木やグラス類の隙間に入った場合、雑草だけ処置することはほぼ不可能です。
花壇や植栽エリアはもちろん、近くの駐車場や放置エリア(←ウチにはこんなところがまだあります。雑草が減らないわけです。)にこれらの雑草が生えないよう
- 土壌を柔らかく保つ(抜根・伐採がしやすい)
- 必要なら敷石の導入も検討(土の踏み固めを防ぐ)
- 常に雑草を監視(なにごとも早期発見)
- 速やかな初期伐採
- 駐車場や放置エリアは除草剤の使用も
この5点を心がけることが必要です。
一時期、剪定したシバで地表をマルチングして雑草対策していました。
効果はありました。
しかし
- 庭すべての地表をマルチングするだけのシバが用意できなかった
- さらに見た目が非常に良くなかった(特に冬)
- マルチングの下が虫だらけになった
という理由でやめました。
監視ができないなら、植栽を密にして下草の雑草に太陽光線をあてないという手もあります。
効果ありそうですが、植栽と雑草の”よーいドン”となる春先はやはり雑草の監視、早期伐採が必要になるとおもいます。
速やかな初期伐採に関しては、そのための新兵器をカインズで購入していますのでレビューしたいと思います。
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