NTTドコモ株 TOBに参加してみました 【初心者向け証券会社の選び方】
【NTTドコモ上場廃止】
先月(2020 11月)、NTTドコモ株について以下のような記事がありました。
9月末に、NTTがNTTドコモの、一般株主が持つ株式をTOBで取得するという発表がありました。
その結果TOBが成立したというニュースです。
これによってNTTドコモは上場廃止になります。
NTTがドコモをTOBで完全子会社化する目的は
- NTTが持つ巨大インフラで次世代通信規格「5G」を充実させる
- 菅総理肝いりの携帯電話料金の値下げに対応する
ためです。
TOB:株式公開買い付け つまり取引所を通さないで株主の株を買う
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【TOBに参加してみました】
NTTドコモの一般株主のすべきことは
- 株式市場で売る
- TOBに参加する
- そのまま放置(時間はかかりますが換金はされるらしい)
の3つです。
NTTドコモからも直接、一般株主向けのマニュアルが送られてきました。
(大企業本社から一般人への書類は珍しいのでしばらく保管しておこうと思ってますw)
わたしはTOB案件は初めてだったので、ネタ的にTOBに参加することにしました。
[TOBの流れ]
TOBを行う引受証券会社が指定されます
今回の引受証券会社は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券です。
つまりモルスタ証券に持ち株を移管しなければなりません。
わたしのドコモ株は野村證券にあります。
TOBの流れは大体以下の通りでした。
- 三菱UFJモルガン・スタンレーに口座開設(ネットから)
- 野村證券に移管依頼(TEL)
- 野村証券から移管依頼の書類が配送される
- 野村證券に書類提出
- モルガン・スタンレー証券にドコモ株移管される
- モルガン・スタンレー証券からTOB依頼を記入する書類が配送される
- モルガン・スタンレー証券に書類提出
- モルガン・スタンレー証券からTOB完了、入金の書類が配送される
わたしは野村證券に移管依頼しました。
モルガン・スタンレー証券からも移管してくださいの書類がきました。
こうしてみるとネットからできるのは1.だけで、後はアナログ作業でした。
時間かかりました。
下の画像はTOBに関わった全書類です
野村證券のサイトをみると6.7.はネットでできるみたいです。(要確認)
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【まとめ・証券会社の選び方】
野村證券は、以前ネット専門のジョインベスト証券をやっていました。
ジョインベスト証券はその後、野村證券に吸収されます。
わたしはその流れで野村證券にドコモ株を持つことになりました。
今回、野村證券にドコモ株のTOBについて色々質問しました。
電話はすぐ繋がりますし、受け答えも丁寧、3.の書類には実印の写し?がちゃんとありました。
これがなかったら、さらに確認作業が入っていたと思います。
サービスがさすがに行き届いているなぁと感じました。
ネット証券は各社色々あります。
トレードツールの充実や、なんといってもトレード手数料の安さが売りでしょう。
ただ、何度か経験していることですが、電話が繋がらなかったりするのもネット証券でもあります。
トレードを始めてみたいという初心者は、ネット証券と同時に普通?の証券会社の口座も持っておいてもいいかと思います。
[ドコモ株の後]
株に興味を持ってすぐ買ったドコモ株は、約十年間保有となりました。
配当もよく最後のTOBによって、こうしてみるとなかなか良かった株でしたw
これをそのままNTTへ、といかないのが難しいですね。
NTTとなると、バフェットさん言うところのコモディティ株から、一歩後退する感じがするからです。
携帯電話料金のこともありますし、しばらく様子見でしょうか。
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