【高熱】PCR検査をする事態になりました【その結果と経過】

日常の文系・雑記エッセイ

【高熱】

11月19日 木曜日の夜のことです

少し変だな という感覚がありました。
あの風邪を引く前兆のイヤな感覚です。

翌日11月20日の朝。

体温を計ると37.5度ぐらいありました。
おやすみを頂いて、そのまま休んでいました。

ただ、このとき「もしやコロナ?」という気持ちもありました。
なので市販薬は飲まずに休んでいました。

下手な市販薬を飲んで体温を下げてコロナウイルス増殖にならないようにです。

それがお昼ごろです。

悪寒もないのに39度の熱が出ました。

少しだけ食事をして、その13時過ぎ39.6度の高熱に達しました。

【保健所に電話】

この高熱にすっかり慌てふためく私

もちろんコロナも疑います。

なので、まず保健所に電話しました。

コロナ初期(2020 3~5月)の頃は、保健所には電話すらつながらないという報道もありました。
ところがあっさり繋がりました。

しかし対応が予想通りでした。

「身近にコロナに感染した人はいますか?」
「ここ一週間の濃厚接触者に感染者はいますか?」

コロナ第三波のこの時期です。
外食はなし、不必要な人との接触もなかった私
そのことを告げると

「様子をみてください」

というけんもほろろな対応です。

高熱であることを何度も強調してようやく

「病院に連絡して指示を仰いで下さい」

とのことでした・・・・。

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【救急車】

このコロナの時代とはいえ、コロナに対応した発熱外来をやっている病院はそうはありません。

もう調べる気力もありません。

たとえコロナでなくても、この高熱がもし続いた場合はさらにやばいことになりそうです。

119番することにしました。

40度近い高熱がある、保健所にはコロナのことで一応連絡した、と伝えると、すぐ救急車がきてくれました。

私は救急車のランチャー?に横にされると、ビニールの覆い(フード)をかけられました。
ウイルス対策でしょう。

隊員さんが、体温と血圧、聴診器で肺の状態を診ています。

わたしは昨晩からの状況をつたえました。

過去の病気についても説明しました。

隊員さんは病院に連絡をとりはじめました。

報道にあるようになかなか搬送先が見つからないようです。

このあたりから意識が朦朧としてきたので、詳しくは覚えていないのですが、20分ぐらいはかかったでしょうか

それでもようやく決まったようです。

ただ入院は難しいようなので、診療後の医師の指示を仰いでくださいとのことでした。

【病院にて】

病院に到着しました。

車椅子に乗せられた私は、病院の救急口ではなく、病院の建物の外の細い通路(屋根は無いですし、学校に例えればゴミ捨て場に通じる通路みたいな・・・)を押されて行きました。

その通路の奥に搬送口みたいな扉がありました。

その扉をあけると、4畳半ぐらいの広さの隔離室のような部屋がありました。

その部屋の反対側には、画像のように分厚い扉があって、その向こうからは病院内の音が聞こえてきます。

今回、検査・点滴中、その扉が開くことはありませんでした。

看護師さん、お医者様は、上記の建物の外の細い通路を通って、私が搬送された扉から、この隔離室に入ってこられました。

なるほど確かに感染症対策になってるなと思いました。

お医者様はわたしの過去の病気を確認されました。

血液検査、CT検査、PCR検査、一応インフルエンザ検査をしていただきました。

PCR検査は鼻腔からウイルスを採取する方法です。

CTで肺を診たあと、他の検査をして、その間、吐き気を抑える薬の入のたぶん普通のブドウ糖点滴をしていただきました。
(私は病院内で吐きまくってしまったのです。)

血液検査では確かにウィルス感染が疑われる結果が出ているようです。

PCR検査の結果は、今は第三波の影響もあって2~3日かかるとのことでした。

そして、そこでついに出たあの単語w

「今日はこのまま帰宅して自宅療養してください コロナに罹っているつもりで」

《《o(≧◇≦)o》》イヤァァァァ!!!
コロナになっているかもしれない患者がタクシーに乗って自宅へ帰れって言うんですw

家庭内感染したらどうすんのww

報道では、自宅療養するコロナ患者も多いとは聞いていましたので、覚悟はできていました。

私もそのパターンになったようです。

点滴が効いたせいか少し楽になった私

解熱剤(カロナール200)を頂いて、

如何にも退院してきた風を装って(咳の症状がほとんどなかったのが幸いでした)タクシーで帰宅しました。

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【再び救急車を呼んでしまう】

その夜はお粥を少し頂いて、就寝しました。

体温は8度半ば台でした。

ところがです。

夜中の1時過ぎでしょうか

ヤバさを感じて目を覚ましました。

体温を測定すると39.7度の数字が・・・・・・

なんども襲いかかる高熱に、夜中ということもあって私はもう冷静さを完全に失いました。

また私は119番してしまったのです。

救急車は来てくれました。

今までの経過を報告すると、昼間診察・検査してくれた病院に連絡をとってくれてます。

そのあたりで、わたしは、ずっと以前に罹って入院した「腎盂腎炎(じんうじんえん)」に症状が似てるなとも思い始めていました。

腎盂腎炎は39度以上の高熱が続き、解熱剤で平温になってもすぐ39度の高熱に戻るという症状だったのです。
もちろん、この病気に罹ったことは報告してました。

隊員の方がスマホを渡してきました。

病院の人と話してみてほしいということです。

するとまたあの言葉が

「そのまま自宅療養を続けてください」

やっぱりw

で、このとき「腎盂腎炎」とかではないでしょうか?と尋ねると

「血液検査結果ではそのようなものではないようです。いま病院に来ていただいてもできる処置は点滴しかありません」
「とにかく水分をたくさん摂って、解熱剤を飲んで休んでください」

ここまで言われるともう従うしかありません。

救急隊員の方々にはお詫びをして引き取っていただきました。(署名が必要)

【検査結果とその後の経過】

その夜は、解熱剤を飲んで休めた私

それでも11月21日朝の体温は38度台

そして、その日の午後4時ごろ、病院から電話がありました。

PCR検査の結果は陰性

とのことでした。

私はその電話口で
「PCR検査の結果は用紙かなにかでいただけるのですか?別の病院に発熱外来で行った時みせられるような」
すると
「緊急外来は明日(11月22日は日曜日)やっています。熱が下がらなかったら受診してください」
と言われました。

考えてみれば、検査後すぐ感染する可能性もあるわけです。
そんな検査結果用紙などあるわけないですよね

それでも陰性という結果に、とりあえずは胸を撫で下ろした私。

ところがです。(もう何度目の”ところが”でしょうか)

19時ごろ再び39.7度

PCR検査への疑いと、とんでもない病気になっているんじゃないかという疑いでおかしくなりそうでした。

PCR検査では陽性者のうち3割は陰性とでる確率があるからです。

ただ、40度近い高熱になるスパンが長くなっているようなのが救いでした。

解熱剤を飲みました。○のついているところです。

その後の体温経過は以下の通りです。(らくらく体温管理というアプリを使いました)

深夜に悪寒があり38度台をつけました。

ただ、悪寒があったおかげで風邪と同じような処置(白湯を飲んで体を温める等)が取れました。これが効いたようです。

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【今度は激しい下痢に】

熱は引きましたが、11月22-23日は今度は激しい下痢に襲われました。

「ウイルス性の胃腸炎」も併発したのかしら、と疑いました

その2日間で下痢もなんとか収まってきたようです。

【まとめ】

[どうしてもコロナを疑ってしまう]

今回の高熱に恐怖した理由は、今まで経験してきた、熱が上がる際の悪寒がなかったことです。

普通の風邪じゃない=コロナ

という図式が、コロナ禍において出来上がっても無理ないことかもしれません。

コロナの初期症状にあるとされる、味覚異常や咳がなかったのにも関わらずです。

それでも頭痛、吐き気などは共通してました。

 

[発熱があると病院に行けない]

とにかく今回痛感したのがこれです。

今、病院には検温器が設置されています。

設置されていない場合でも、看護師さんが検温をしてきます。

来院した患者さんに発熱がみられた場合、ここで弾かれてしまうのでしょう。

コロナの検査ができる病院へ行って検査して、結果が出るまでは自宅療養となります。

うかつに発熱をともなう病気にかかると、たいへん面倒なことになります。

コロナ禍においては、普段より食事・運動・睡眠に気をつけて、健康管理に務めて(つまらない)病気にならないよう気をつけることが大切です。

[家庭内感染を防ぐ]

現在、コロナウイルス感染を防ぐには、

  • 三密を避ける
  • うがい、手洗い、消毒を欠かさない
  • マスクをつける

という指標がほぼ定まってます

さらに、コロナの結果が出るまで一日だったこともあって、家庭内感染を防ぐ対策はさほどたいへんではありませんでした。

  • 食事は別々 時間もずらす
  • トイレ(入浴)後は換気
  • あとは顔も合わせないw

以上のことに気をつけました。

しかし今回、もしわたしがコロナ感染者だった場合、潜伏期間中に家庭内感染は起きたでしょう。

そう思うと日頃から緊張感を持って感染防止に務めないといけないなと、改めて思いました。

[結局発熱の原因は解らず]

私の不安はこれです。

ただ、ここのところ色々なことがあって、眠れない日もあって、睡眠が十分に取れてなかったのは確かです。

一気に疲れが出たのかもしれません。

皆様もほんと気をつけてくださいね

そして、医療従事者の皆様、ほんとうにありがとうございました。

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