
農産物直売所で出会った山野草(ミズヒキ フジバカマ)の魅力と管理方法
【郊外の農産物直売所に立ち寄る理由】
わたしは郊外のホームセンターに買い物によく行きます。
その帰り、時間があると地元の農産物直売所に立ち寄ることもあります。
新鮮な季節のお野菜が目的ではありません。
地元の農家さんが小遣い稼ぎ(あくまでもわたしの妄想ですw)に育てた園芸植物が目的です。
かなりお安い値段で販売されているのです。
これまでもキキョウや日日草、ジニアといった園芸種を購入しています。
【山野草が販売されていた】
今年(2025)の10月の上旬ごろ立ち寄りました。
この時期は夏までの園芸品種は終わりの時期で、冬~春向けの例えばガーデンシクラメン、パンジー、ビオラといった植物の販売にはまだ早いという時期です。
なので品ぞろえに関してあまり期待していなかったのですが、そこで見つけたのがミズヒキ、フジバカマでした。(ほかにも山野草2,3種類あったのですがちょっと忘れましたw)
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【ミズヒキとフジバカマの魅力】
購入したミズヒキ(左)とフジバカマ(右)です。
ビニールポットから植え替えています。

赤い点々の花を連ねているのがミズヒキで、ふんわりとした白い花とピンク色のつぼみをつけているのがフジバカマです。
どちらも派手さはないですが、ちょっと冷涼な秋の空気になじんだ控えめな静かな佇まいがいいですね。
↓赤く紅葉するミズヒキです。
秋風になびく姿がなんとも素敵です。

lumix GF10 lumix G 25mm f1.7
[フジバカマとの因縁w]
フジバカマとは浅からぬ因縁があるわたくしw
上のブログのフジバカマは埼玉では有名は園芸店で苗を購入したものです。
生育旺盛で巨大化し、花も白色のみというフジバカマでした。
当初からなんとなく「想像していたフジバカマとは違う」という疑惑がありました。
それが今回、農産物直売所でフジバカマを見たとき「ああ、やっぱり”アレ”wは品種改良品だったんだ」と思ったのです。
かわいいピンク色のつぼみをつける直売所のフジバカマを見て「これなら育てられる」と思い連れて帰ったというわけでした。
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【山野草の育て方】
[日照条件]
観賞価値の高い山野草は比較的半日蔭~明るい日陰に育つ品種が多いです。
「繊細、可憐」といったイメージのあるお姿は、このような日照条件下で維持され育まれてきたものだと思います。
夏のかんかん照りの野原でどーんと繁る草花は・・・ま、あれはあれでいいのですが、”手元において育て愛でる”というわけにはいかないですね。
となれば山野草は昨今の住宅お庭日照事情に合っているのかもしれません。(ウチがそうです)
ただ、菊類のように日当たりを好む山野草もありますから事前の調査は必要です。
[土づくり]
わたしは赤玉土とカインズのバーク堆肥(牛糞多少入り)といういつもの配合に腐葉土を多めに混ぜました。
赤玉土:バーク堆肥:腐葉土=4:2:4
です。
自然の山の土に近いイメージを意識するといいと思います。
水はけがよく、しかし適度に保水性がある土が適しているということです。
[水やり]
目下の懸念事案は冬の水やりです。
ただでさえ夏よりも難しいのです、冬の水やり
今のところ腐葉土が多いせいか、あげた水が簡単に鉢の下に抜ける状態です。
なので水分過多での根腐れや朝方の凍土による枯れは心配しなくていいかもです。
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【まとめ 秋の山野草・宿根草のススメ】
12月14日のミズヒキとフジバカマです。

Lumix G9pro Lumix G 25mm f1.7
4つの丸鉢のうち
赤く冬枯れてしまったのがミズヒキです。
フジバカマは葉は緑色ですがつぼみは咲くことなく終わりそうです。
ちなみに黄色く紅葉してるのがレモンクイーン、残りの丸鉢はコバルトセージです。
どちらもおぎはら植物園で購入しました。
”ここだけ”見てるとほんと晩秋の季節を感じさせてくれます。
お花の時期から紅葉と、季節の移り変わりを感じさせてくれる、これが山野草・宿根草の魅力です。
また、その存在を主張しすぎず他の植物となじむのもいいところです。
来年は小さな秋の野原のようなお庭にしたいなぁと思いました。
それにしてもまさか農産物直売所でこのような出会いがあるとは思いませんでした。
来年は月一で行ってみましょう
上記で”ここだけ”とありますが、ウチのお庭はちょっと前まで日日草、マリーゴールドが咲き乱れるお庭でした。(マリーゴールドは今でも)
ブログで報告します。
注)
よく調べるといずれもやっぱり増殖には注意が必要らしいですw
地植えの際、その管理には気を付けてください
鉢植えで楽しむのがいいのかもです。








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