
【C70zoom、XZ10】オリンパスの古いコンデジとLumix GF10の撮り比べレポート
【3機種で撮り比べました 】
前回、復活したコンデジブームを受けて、押し入れから発掘したオリンパスの古いコンデジ、CAMEDIA C-70zoomとSTYLUS XZ-10についてのブログを書きました。
今回はその二機種にLumix GF10&25mmf1.7を加えた撮り比べのリポートです。
主な仕様は以下の通りになります。
| GF10&25mmF1.7 | XZ10 | C70zoom | |
| リリース年 | 2019年6月 | 2013年3月 | 2004年10月 |
| 画素数 | 1600万画素 | 1200万画素 | 710万画素 |
| センサー | LiveMOS4/3型 | 裏面照射型CMOS1/2.3型 | CCD 1/1.8型 |
| 画角(35mm換算) | 25mm(50mm) | 4.7-23.5mm
(26-130m) 超解像ズームで10倍ズーム可能 |
7.9-39.5mm
(38-190mm) |
| F値 | F1.8~F2.7 | F2.8~F4.8 | |
| 重さ | カメラ 240gレンズ 125g | 221g | 220g |
| 手振れ補正 | 無し | あり | 無し |
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【秋の公園で・・作例】
写真は
- 一番短い焦点距離(ワイド端)で
- コンデジはプログラムモード、GF10はAモードで(多分w)
- 撮影位置は同じ
で撮ってます。
C70zoom f3.2 1/160ss iso80 8mm(換算38mm)
XZ10 f2 1/500ss iso100 5mm(換算26mm)
GF10 f1.7 1/1000ss ISO100 25mm(換算50mm)
C70zoom f3.2 1/125ss ISO80 8mm
XZ10 f2.8 1/250ss ISO100 5mm

GF10 f1.7 1/250ss ISO100 25mm
どれもよく写ってますw
一枚だけ出されたら、その特定は難しいです。
次は画角を揃える感じで撮った写真です。
C70zoom f3.5 1/50ss ISO80 11mm
XZ10 f2.2 1/200ss ISO100 10mm(56mm)
GF10 f1.7 1/200ss ISO100 25mm(50mm)
ボケ量の差で分別できます。
GF10は言わずもがなですが、XZ10はその明るいレンズのおかげで背景がC70zoomよりすこーしボケています。
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【まとめ】
この日は曇天で古いコンデジにとっては厳しい撮影条件でした。
しかし両機とも”古いコンデジ”というハンデを感じさせない画質で逆に拍子抜けしましたw
- 両機ともレンズが優れている
- とくにXZ10はF1.8~2.8という大口径レンズである
- さらに「OM-D E-M5」にも搭載されている画像処理エンジン「TruePic Ⅵ」である
- そしてC70zoomはコンデジにしてはちょっと大きめのCCDセンサーがよかった
ということでしょうか
[AFに難あり]
AFが難点というのが共通した非常に目立つ欠点ですね。
C70zoomはフォーカスが合うまで1秒強かかります。
XZ10は極たまにフォーカスが合いませんw
[C70zoomの写りがよかった理由]
上記の理由のほかに
C70zoomの設定項目のコントラストをハード、彩度を高彩度、鮮明度をハードという設定にした
ことがXZ10とGF10に近い画像がえられた要因と思われます。
この日、公園に行ったとき紅葉がとてもキレイだったため「紅葉で色づく公園」を撮影したいという気持ちになりました。
なので紅葉の色を鮮やかに出そうとしてそのようなハードな設定にしたのです。
設定をノーマルにして撮れば、いわゆる”エモい”写真が撮れそうな気がしてます。
[XZ10は今日でも十分使えるレベル]
一方のXZ10は撮影設定は標準のままなのに単焦点レンズのGF10とほぼ互角の画像です。
広角26mmはスナップ撮影では使いやすく、望遠130mm~超解像ズーム260mmは撮影機会を増やしてくれます。
5倍ズーム
10倍ズーム
なによりポケットサイズの軽量小型ボディが優秀です。
手振れ補正もついていてスマホ並みにパシャパシャ気軽に撮れます。
AFが遅いという欠点はありますが、今後も使っていきたいと思います。






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