【初音ミクV4X】初音ミクNTではなく、V4Xを購入した理由【Scarborough Fair】
【初音ミクNTを見送った理由】
DTMのボーカル音源で、初音ミクV3を利用してきた私。
当初は、オリジナル作品をミクさんに、歌ってほしかったという理由で購入しました。
英語ヴァージョンとか頭にありませんでした。
その後、ブログで60年代のアメリカンポップスを取り上げることもあって、ミクさんの英語ヴァージョンが欲しくなったのです。
そんな一昨年末(2019年末)に、SONICWIREから、初音ミクV4の後継ソフトの「初音ミクNT(ニュータイプ)」が、販売予定(2020年秋口)というツイートを見かけました。
「今更、初音ミクV4X(英語ヴァージョンがバンドルされた商品)を買うのもなんだしなー」という気持ちが強かった私は、初音ミクNTに期待しました。
その後、発売延期があり2020年11月にリリースされたNT
しかし私は悩んだ挙げ句、V4Xを買ってしまったのです。
NTは、
- リリース版では、ボイスカラーが「Original」だけ。その他のボイスカラーは順次アップロードで搭載する。また音声データベースに改善アップデートがあるなど、ちょっと開発状況に不安がある
- 英語バージョンがリリースされるのかわからない。
- また、デモソングを聴いてみても、さほど目新しさは感じなかった
という理由で見送りました。
目新しさを感じなかったのは、昨年、歌声合成ソフト「NEUTRINO」を聴いてしまったこともあるでしょう。
そのよりリアルな歌声に、「新しいミクさんも、ひょっとしたら凄いのかも」と勝手に思ったのです。
その期待が大きすぎましたでしょうか。
NEUTRINOには色々制約(テンポや音域で)ありそうなのですが、日本語onlyの曲で一度、使ってみたいと思っています。
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【初音ミクV4X】
NTがリリースされた後も、V4Xは販売されています。
初音ミクV4までは、クリプトンが、YAMAHAの音声合成エンジンを利用して開発されたものです。
今回のNTは、すべてクリプトンが開発しています。
クリプトンがYAMAHAとの協議の結果、NT以降もV4Xの販売が可能となったらしいです。
初音ミクV4Xです。サウンドハウスさんで購入しました。
25mmF1.7
[「Scarborough Fair」を歌ってもらいました]
早速、英語で歌ってもらいました。
曲はサイモンとガーファンクルの「Scarborough Fair」(1966年)です。
イギリスのトラディショナルソングをアレンジした曲です。
スカボロー・フェアの主旋律の裏で、アートが作曲したメロディーが対位法的に出てきます。
イヤホン推奨です。
アコギ(アコースティックギター)は、恥ずかしながら、私が弾いたものを録音してます。
DAWはStudio one 3 イラストはこまにさんのイラストをお借りしました。
ちょっと哀し気なメロディーに、ポールサイモンとアートガーファンクルのコーラス&ハーモニーがすばらしいです。
特にアコースティックギターのアレンジが感動的です。
初音ミクV4Xでは、英語を歌ってくれるミクさんのボイスカラーは一種類だけです。
そのため、アートのパートに対して、ポールのパートが被らないか心配でした。
低音、中音、高音でのミクさんの声質に、違いが結構あるので、声質が被らずにハーモニーしてくれました。
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[英単語の打ち込みのコツ]
英語の打ち込みは、色々試行錯誤しました。
例えば Scarborough という単語です。
実際に存在する地名らしいです。
ミクさんのライブラリーには存在しません。
そこで、
Scarborough を Scar (傷跡) bo (ぼー と発音してくれました) raw (生)と置き換えて打ち込んでます。
今回たまたま”Scar”という単語がありましたから助かりました。
ほかにも
cambric では cam boo rick と置き換えて打ち込んでいます。
[気になった点]
アップテンポの曲
ミクさん、DAWのピアノロール画面上では、一音一単語、ちゃんと発音してくれています。
ただ、テンポが上がると、発音がままならなくなる場合が多々ありました。
発音の似ている単語に置き換えたり、発音記号から入力したりと、色々工夫は必要だなぁと思いました。
英単語と発音記号の勉強が必要かもしれません。
英語の日本語の混在する曲
英語のミクさんは、日本語が歌えません
なので英語と日本語が混在する曲をDTMする時、日本語のミクさんと並べて歌わせることになります。
音声のバランスを必要がありそうです。
これも難しそう・・・
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【まとめ】
最初、取り掛かった時は、かすれ音が耳について、「え~ダメじゃん」とか投げ出しそうになりました(^m^;)
その後、色々調整してなんとか聴けるようにはなりました。
もっと良くなったら、また報告いたします。
それよりもアコギが・・・なかなか弾けなかったです(^m^;)
初音ミクに関しては、クリプトンがYAMAHAの音声合成エンジン(VOCALOID)を利用したソフトの開発も続けるらしいです。
V5の登場もあるかもしれません。
1960~75年ぐらいのトップフォーティーは、ポップスのクラシックともいえる名曲が目白押しです。
さらに単語も聞きやすい曲が多いです。
DTMで再現したい曲がたくさんあります。
V4ミクさんには期待しています。
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