【DTM】アニソンとは思えないアニソン【おすすめ3選】

音楽系ポップス

【映像作品とのタイアップでヒット曲を】

邦楽において、ヒット曲が生まれるパターンというものがあります。

1970年代半ば以前の歌謡曲においては、正統派というのでしょうか。

実力のある歌手を制作陣、レコード会社がプッシュしてメディア(当時はラジオが主流)に露出させ知名度をあげレコードを売る

こんな感じでしょう

一方、このルートに乗れない(乗らない)フォーク・ニューミュージック系の歌手たちは、コンサートを地道に行い、知名度を広げ、その延長上でヒット曲を生み出していました。

[1970年代後半~]

ところが、1970年代後半になると、新しい方法でヒット曲が生み出されます。

テレビCMとのタイアップで売り出すという方法です。

テレビCMのBGMとして多くの視聴者に聴いてもらえるというのが最大の利点です。

CMの商品だけでなく、音楽の宣伝効果としても有効だったのでしょう。

さらに、映像+音楽の相乗効果によって、楽曲がより魅力的になったという側面もありました。

CMがプロモーションビデオ的な役割りも果たしてくれたのです。

一石二鳥のお手軽さもあって、CMとのタイアップ楽曲が増え、そしてビッグヒットも生まれました。

このタイアップ方式は、80年代以降現在にも続き、CMだけではなく、ドラマやイベント等とのタイアップも増えていきます。

ちなみに私の好きな山下達郎さんもCMとのタイアップでメジャーな存在になりました。

(maxellとHondaのCMがYoutubeで見られます。特にHondaインテグラの2ドアクーペのCM、カッコよかったです。)

[タイアップ曲の特徴]

タイアップ曲はあくまでもタイアップコンテンツのBGMでなければなりません

  • メロディーはキャッチーでメロディアスであること
  • アレンジは複雑すぎないこと
  • 楽曲のタイトルや歌詞はタイアップコンテンツとは無関係
  • 歌詞はイメージ重視で印象的で、すべての年代に受け入れられる歌詞であること

が重要となります。

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【アニソンとは思えないアニソン】

私の好きなアニソンも現在、ほぼ100%タイアップ方式をとってます。

なので上記のタイアップ曲の特徴から大きく外れることはありません。

(だからこそ”魔法少女まどかマギカ”のOPの歌詞は新鮮でした)

歌詞にアニメのタイトルすら出てこないアニソンはアニソンじゃない、という意見もあります。

たしかにそうなのですが、大人の事情を考慮すれば致し方ありません。

歌唱力にも優れた声優さんが、Jpopとなんら変わらないステキな曲を、アニメのダイナミックな映像とともに唄ってくれます。

なのでアニソンを聴くとその深夜アニメのワンシーンが蘇ってきます。

映像+音楽の相乗効果で深夜アニメ&アニソン世界にどっぷり浸かることができます。(^m^;)


PhotoACより

ただ、私は深夜アニメ好きとはいえ、当然趣味に偏りがあるのですべてのアニメを見ているわけではありません。

なので視聴していないアニメに極上のアニソンがあったりします。

曲を聴いてもアニメの映像が脳内に再生されることがない、ということで「アニソンとは思えないアニソン」なのです。

 

[ Starry Wish ]

その一曲が、2016年の秋アニメ「ViVid Strike!」のエンディングテーマ「Starry Wish」です。

歌手は声優の水瀬いのりさんです。

もちろん主人公を演じてらっしゃいます。

この楽曲に初めて触れたのは、声優の小倉唯さんのライブバージョンです。

小倉唯さんもこのアニメのもうひとりの主人公を演じてらして、オープニングテーマを歌ってらっしゃいます。

アニソンイベントでお二人がED,OPを入れ替えて歌われていたようで、そのライブバージョンがYoutubeにアップされていたのです。

これはいい曲!DTMにしたい!、と思って耳コピしたのですが、素のコード進行も素晴らしくてベーシックトラックを打ち込んだ時点で「あれ?これで十分だよね?」という感じに。

ストリングス・コーラスのアレンジが難しかったこともあります。

最初に小倉さんのライブバージョンから入ったせいもあってベーシックトラックだけで終わってしまいました。

それがこれです。いつものようにDTM&ミクさんです。

ベースは結構私のアレンジが入っちゃってます。

アレンジがピアノ・ソロになる所が好きです。歌詞も合ってます。

同じキングレコード所属の水樹奈々さんの「深愛」と系列を同じくするスケールの大きい曲です。

カラオケで歌い上げた時、本格的歌手気分になれる曲です(*^^*)

[ ライオン ]

「ライオン」は2008~2009年に放送された「マクロスF(フロンティア)」の18~24話のOP曲です。

May’nさんと中島愛さんによるデュエット曲です。

テレビでアニメ・カラオケがどうのこうのという情報で初めてしりました(^m^;)

実際の曲を知るまでにはそれからずいぶんと経って、Youtubeのおすすめでライブ動画を見たときです。

この曲はさらに壮大なスケールの大きい曲です。

歌い出しからサビまでのフレーズ(Aパート、Bパート)のベースラインを見るとこんな感じになってます。

|A    |B    |D    |D  E  |

|F    |E    |C    |D  E  |

|A    |B    |D    |D  E  |

|F    |E    |D    |F#    |E#    |

上昇ラインが目立ちます。

歌い出し、次のフレーズに移るときの上昇ラインによって、とにかく高揚感が出てきます。

さらにサビに繋がるE#(コードはEメジャー)のところで一旦歌い上げるところもミソです。

ライブバージョンを見ると、May’nさんはこの部分の「骨の奥まで~」と、サビの「星座の導きで~~」(2番の歌詞)の2箇所の伸ばすところで熱唱されてます。

起伏が生まれてさらにダイナミックな感じになっています

歌っていてこんな気持のいい曲はないでしょう

このライオンのライブバーションは、Youtubeに消されてはどなたかがアップするという動画です。

公式でアップしてくれないでしょうか。

ライブバーションはほんと、音楽ファンなら一聴すべき出来になってます。

[ Agape ]

2002年放送されたアニメ「円盤皇女ワるきゅーレ」(ゆーふぉーぷりんせすワるきゅーレ)の挿入歌が「Agape」です。
ギリシア語で”至上の愛”を意味します。

某掲示板で知ることができました。

歌っているのは岡崎律子さんと日向めぐみさんからなるツインボーカルユニット「メロキュア」です。

シングルでは日向めぐみさんがリードヴォーカルをとっています。

Wikipediaによると

ユニット名は「メロディック・ハードコア」のパロディの造語「メロディック・ハード・キュア」を略したもので、「メロディアスな荒療治」という意味が込められている。

となっています。

メロディック・ハード・キュア・・なんかめちゃカッコいいお名前だったのですね(*^^*)

「Agape」は、スケールの大きい、それでいてポップでメロディアスなメロディー、卓越したコーラスアレンジとピアノアレンジを持つ第一級のポップソングです。

作曲の岡崎律子さんのポップなメロディーもさることながら、編曲者の西脇辰弥さんのアレンジが素晴らしいです。

アルバム「メロディック・ハード・キュア」には岡崎さんがリードヴォーカルをとるバージョンが収められてます。

(このAgapeを初めて聴いた時、「この曲、もしや西脇さんのアレンジでは?」と思ったのがコーラスアレンジです。

Jpop歌手の谷村有美さんの「愛は元気です」という曲のコーラスアレンジに似てました。)

この「メロディック・ハード・キュア」、聴いてみたのですが、想像以上の王道ポップアルバムに仕上がっていてビックリしました。

日向めぐみさん作曲の曲もよかったです。

二人のポップス系シンガーソングライターが集まったユニットって過去にあまり聞いたことありません。

2004年に岡崎さんがなくなられてしまいました。ほんと残念です。

日向さんはmeg rockという名義でたっくさんの楽曲の歌詞を書いています。

「Agape」は平成アニソン大賞に「残酷な天使のテーゼ」とともに選ばれています。

 

【まとめ】

大好きなアニソンはたっくさんあります。

今回、アニメの映像を知らずにそれらの曲を視聴したとき、今と同じ感情で聴けるのか?すべてがずっと同じ輝きを持ち続けるのか?というコワイ想像もしてしまいました。

また、歌手(声優さんも)と曲とアレンジと・・・・とにかく素晴らしい曲は、自分のアンテナを貼っている限り必ずどこかで引っかかって触れることができるというおぼろげな確信も得たような気がします。

アニソンではありませんが、近年まったくチェックをしていなかったJpopのとあるグループがお気に入りになりました。

最近知り合ったお友達におすすめされてお気に入りになりました。

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