【バーク堆肥を完全発酵へ】コンポストに必要なもの【容器編 レビュー】
【熟成バーク堆肥を完熟品へ】
前回、自治体で無料配布していたバーク堆肥が熟成品であり、完熟品が理想なマルチング材としては使えないという記事を書きました。
自治体のHPには”堆肥とするには完全発酵させることが必要”とあります。
そこで完全発酵をめざしバーク堆肥をコンポストさせることにしました。
バーク堆肥をコンポストするときに用いる土として利用することで、発酵をさらに促進させようということです。
【コンポストに必要なもの】
コンポストとは、生ごみや枯れ葉、草などの有機物を分解・発酵(完熟)させて堆肥を作る方法です。
必要なのは
- 容器
- 枯れ葉、草
- 微生物
- 水、空気
- 微生物のえさ
となります。
【コンポスト用容器】
コンポストに必要な容器はぶっちゃけどんなものでもかまいません。
害虫の侵入を防ぐための蓋つきは必須です。
ネットをみると皆さん、ポリバケツ、段ボール、ゴミ袋など色々なモノでコンポストされています。
[コンポスト容器に必要な仕様]
ただ、どの容器でも空気と水分を入れることが最低限必要な作業です。
微生物は生き物なので生きるために空気と水が必要だからです。
なので上記の容器の場合でも、時たま空気・水を入れてさらに底のほうから撹拌する必要があります。
ものぐさ意識低い系ガーデナーのわたし
ときたま空気・水注入、撹拌が必要という時点でめんどくさくなりましたw
この大量のバーク堆肥(45Lのゴミ袋4袋分ww)土壌改良材としての使い道はあるものの、そのまま土壌改良材で済ませてはブログのネタが終わってしまいます(^▽^)
なので「このバーク堆肥はなんとか完熟させてみよう」と奮起
蓋つき、自然に空気・水が入って撹拌の必要のないコンポスト容器を探してみることにしました。(そんなのある?w)
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【カーメン君が使っていた不織布コンポスト容器】
Youtube動画で色々調べていると一人の登録者数100万人の園芸系Youtuberに出会いました。
その方が”カーメン君”です。
そのカーメン君が理想的なコンポスト容器を紹介していました。
34分当たりから今回の私の要望にあった不織布のコンポスト容器を紹介しています。
カーメン君が紹介されていたコンポスト容器ではありませんが、Amazonにほぼ似たような仕様の不織布コンポスト容器がありました。
さっそくポチリました。
この不織布コンポスト容器も下から生成した堆肥を取り出すことができます。
【不織布コンポスト容器 レビュー】
ポチった不織布コンポスト容器です。
”大は小を兼ねる”ということで125Lサイズです。
大きさに対して非常に軽いです。
横の白いポリバケツは3~4L用のバケツです。
さっそく無料でもらってきたバーク堆肥と微生物の餌となる米糠を層状に入れてみました。
[材料を層状に入れる]
この層状にする、というのは見た目が”ミルフィールみたいに”ということです。
この層状に各材料を配置するというのはけっこう重要みたいです。
園芸Youtuberさんの動画を色々みましたが、コンポストに限らず野外で堆肥づくりする際も層状にしています。
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[ここまできて重大なミス?一旦ペンディングに]
もらってきたバーク堆肥4袋(45Lのゴミ袋4袋分)のうち2袋目をいれたところでとんでもないことに気づきました。
カーメン君の動画では微生物に分解させる有機物(草、生ごみ、枯れ葉)に微生物の餌(米糠)を混ぜていたような・・・
つまり今回のバーク堆肥を完熟発酵させるには
- 普通の土の層
- バーク堆肥に米糠を足した層
- 普通の土の層
という層にしないとバーク堆肥の熟成は進まないのではないかと思ったのです。
微生物は米糠を食べて満腹になって終わりwという事態になるかもです。
この時点でこのコンポスト計画は一旦ペンディングにw
残り2袋のバーク堆肥もゴミ袋に入れたままだと腐敗しそう
なのでそのままコンポスト容器に入れてしまいましたw
【まとめ でもコンポスト容器は使えます】
最初から大量生産に踏み出すとは愚の骨頂でした。
そこで大量生産はやめて上の写真にある白のポリバケツで小規模生産で試してみることにしました。
いっしょに写っているのはそのためですw
[バーク堆肥の使い道の変更]
その後、今回のバーク堆肥は土壌改良材として使用することにしました。
実はカーメン君の動画にハマり、ガーデニングに本格的に目覚めたのですw
きれいな植物を色々試してみたい!ということに
そのためには、先ずは土壌改良からということでバーク堆肥を花壇予定地に混ぜ込むことにしました。
コンポスト容器内のバーク堆肥を上からスコップですくって利用していきました。
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[白い物体現る!!]
今回の不織布コンポスト容器には45Lゴミ袋2袋分のバーク堆肥と米糠、そして追加した2袋のバーク堆肥が入っています。
コンポスト容器の下から
- バーク堆肥
- 米糠
- バーク堆肥
- 2袋分のバーク堆肥
という層で入っています。
で、最初に水を入れたままほったらかしw
で先述の通り、バーク堆肥を土壌改良用に上から使っていったところで、白い物体が現れ始めました。(黄丸の部分)
バーク堆肥をもらいにいったという前回のブログ(このブログの最初で紹介した)で書いたのですが、製造倉庫にあったバーク堆肥の山には白いキノコがあちこちに生えていたのを思い出しました。
そのキノコの菌糸・胞子が米糠の層で繁殖したのではないかと思いました。
糸状菌
糸状菌とはカビやキノコなどの真菌に属します。
糸状のような形をしています。
コンポストや土壌中で有機物の分解を助ける重要な存在らしいです。
自治体で剪定材をバーク堆肥として製造している倉庫では土着的にこの白いキノコの胞子、菌糸が存在しているのかもしれません。
ということはこのバーク堆肥には糸状菌が死せずして、そのまま存在している可能性があります。
有用なコンポスト用の土として使える可能性が出てきました。
[今回の不織布コンポスト容器は使えそう]
糸状菌らしきものが発見されたことで、このコンポスト容器は使えると判断しました。
不織布の空気を通す機能について懐疑的でしたが、
- 糸状菌が発生している?
- とりあえず臭いがなく腐敗はしていなそう
となれば空気の流入は確保されてそうだからです。
あとは乾燥具合に気を付けて水を注入すればコンポスト容器としてたいへん有用と思いました。(かき混ぜなくて済む)
強度も十分
また、このコンポスト容器自体それから取っ手もついていますがどちらも強度は高そうです。
45Lのゴミ袋2袋分のバーク堆肥が入った状態では問題なく運搬が可能です。
大量の落ち葉や草のコンポストでは普通に使えそうです。
その後、バーク堆肥2袋追加した状態では私自身が持ち上げられない重さになったので強度はわかりません。
もちろん長期耐性も現時点ではわかりません
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