20世紀以降のアメリカ経済
経済(景気)は良くなったり悪くなったりを繰り返します。
景気は金融市場の相場と連動しています。
その相場が強気(景気良し)の時をブル(牛)マーケット
その相場が弱気の時(景気悪しor停滞)をベア(熊)マーケットと呼びます。
重要な経済指標の1つ、ダウ工業株平均値は、1896年からウォールストリート・ジャーナルに掲載されるようになります。
それ以降株価の動きが毎日追えるようになり、ブル・ベアの景気の判断が明確になりました。
ちなみに、
あの発明王トーマス・エディソンはポープ・エディソン社のパートナーになっていた時期があります。
そのとき同社は電子相場表示機を発明、製造しています。
1896年以降すでに120年が経っています。
この間、アメリカ経済において超大なブルマーケットは3回訪れています。
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2007年のサブプライムショックの落ち込みから、
回復した2012年から2017年の現在まで、ダウは順調に上昇しています。
もし、これ以降もダウの上昇が続けば、今回を入れて4回ということになるかもしれません。
2回目、3回目の超大なブルマーケットは、第2次大戦以降の社会システム、金融システムが完成、成熟された中で達成されました。
それゆえ、ブルマーケットの起動要因は明確だったりします。
しかし、1回目、
黄金の、狂瀾のと形容される1920年代のブルマーケットの起動要因は、思ったほど簡単には説明できません。
それでも一言で表すとすれば「金融、債権市場の暴走」と言えるでしょう。
これらアメリカのブルマーケットについて興味を持ったので、色々調べたことをまとめたいと思います。
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