埼玉県の高校野球事情

2021年4月2日埼玉県の秘密埼玉県の色々な事情

全国大会(夏の甲子園大会)に出場する埼玉県代表が決定しました。
花咲徳栄高校です
3年連続5回目の出場です。

【近年の成績】

今年を含めたここ10年間の甲子園出場校は以下の通りです。

  • 花咲徳栄高校  4回
  • 浦和学院高校  3回
  • 聖望学園高校  1回
  • 春日部共栄高校 1回
  • 本庄第一高校  2回

合計が11回なのは記念大会が1回あって、その年は2校出場(浦和学院、本庄一)できたからです。

出場回数からもみても現時点では
浦和学院、花咲徳栄
の私学高の2強状態といえるでしょう。
今年の春、夏の県大会でどちらもベスト4に名を連ねたのは、この両2校と春日部共栄でした。

公立校は平成10年の記念大会で滑川高校が埼玉栄高校とともに甲子園出場しています。
が、単独出場では平成7年の越谷西高校が最後で公立高校の出場は厳しい現状が続いています。

【苦闘する埼玉県勢】

過去の埼玉県勢の全成績を見ると、埼玉県は昭和59年ごろまでは公立校だけが出場していた公立校王国でした。
特に昭和40年代までは甲子園でも成績を残しています。

  • 熊谷   準優勝(s26)
  • 大宮   ベスト4(s32) ベスト8(s35)
  • 熊谷商工 ベスト8(s39)
  • 熊谷商  ベスト8(s45)
  • 川越工業 ベスト4(s48)
  • 上尾   ベスト4(s50)

しかし、昭和50年代に入り、甲子園でPL学園、横浜、報徳学園といった私学校が優勝するようになりました。

こうして全国的に私学有利の情勢になると、埼玉県内の有力選手は他県の野球の強い私学校へ流れてしまいました。
埼玉県代表の甲子園の成績はあまり奮わなくなりました。
埼玉県は連続出場2回が最高という群雄割拠状態が続いたため、いい選手がバラけてしまったようです。

その後、
昭和61年の浦和学院高校のベスト4や
平成5年の春日部共栄高校の準優勝とありましたが、相変わらず群雄割拠状態が続きました。

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【期待は高まる】

ただ、平成25年に春の甲子園大会で浦和学院が優勝しました。
その前後で上記の5校の出場が多くなってきています。
浦和学院、花咲徳栄が連続3回出場を果たすなど、ようやく埼玉県の高校野球情勢も変わってきたように思います。
他県の選手も集まるようになりました。

わたしとしては公立高校の出場も見てみたい気持ちもあります。
しかし一度くらいは真紅の大優勝旗が埼玉県にも来て欲しいので、今年の花咲徳栄高校も応援します。

追記)

スゴイです!!花咲徳栄高校が優勝しました!!

このブログ書いていきなり優勝とか信じられません

岩井監督の指導のもと、18人の選手たち、スタンドの応援の方々、ほんとがんばってくれました。
心からのおめでとうございますです!!

埼玉県勢、夏の甲子園大会初めての優勝!!
そして真紅の大優勝旗が埼玉県に!!
県民の皆様も喜んでいらっしゃることでしょう。

よかった、よかった(*^^*)

 

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