短いお話 A Short Story
【ハインリッヒ・リヒナー】
「短いお話」といっても文学的なネタではありません。
小さい子どもさんのピアノ発表会で、よく演奏される曲のことです。
作曲者はハインリッヒ・リヒナーというドイツの人です。
この曲以外に「ジプシーの踊り」「勿忘草(忘れな草)」が有名です。
が、それ以外のプロフィールがほとんどわかりません。
wikiで調べました。
1829年ー1898年のドイツの著名な作曲家
ピアノ練習曲の作品で知られ、
教会のオルガン奏者、合唱祭の監督としての一生を過ごした
とあるぐらいでその他の詳しいことは全くわかりません。
「著名な作曲家」ならもうちょっと情報があってもいいような・・・・。
音楽にかぎらず、創造者が没後にその作品が再評価されたという場合、このようなケースになりがちですね。
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【短いお話】
27小節の小品ですから「短いお話」という題名をつけたのでしょうか。
とてもイイ曲だと思います。
メロディーもしっかりしています。
ので、エレキギターの練習で弾いてみました。
現在再編集中です。
相変わらず酷いですけどご了承ください(*^^*)
コード進行は
|C G |C |C Dm|G |
|C G |C |G D7 |G |
|G7 |C |G7 |C |
|G7 |C |G D7 |G |
|C G |C |C Dm|G |
|C G |C |Dm G7|C |C |C |
です。
導入部がGで終わっているのに、続くサビ?の部分でG7を持ってくるのが、古典的な感じがします。
コード進行を重視したポップスなら、Gを受けてサビのあたまで、Fあたりを持ってきそうな感じです。
メロディーから作曲して伴奏をつけると、こういう感じになるのでしょうか。
でも逆に新鮮です。
勉強になります。
【まとめ】
このような小作品を演奏して思うのは
世に問うような作品としての曲に対して、
練習曲用に作曲された教本に載っている曲が練習曲用として、とてもよくできているなぁということです。
(ん?当たり前のことをドヤ顔で言っているw)
言葉ではちょっと言い表せないのですが、
「流れ、ノリでは演奏させないぞ!」
という作曲者の意思が感じられます。
練習曲としての本分を常にわきまえているというか・・・
ただ、やっぱりつまらないですよね、練習曲。
そのなかで箸休め的な、
簡素だけれどメロディーが美しい「短いお話」のような、小品曲の存在意義ってとても大きいです。
動画でもたくさん出てきます。
みなさんうまいですね・・・(汗)
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