【記憶の中の桜】埼玉・小川小学校 下里分校

2020年1月31日埼玉県の秘密埼玉県の観光

【「トトロ」と「のんのんびより」】

前回のブログで里山の美しさと保護について触れました。

ずっと昔の日本の郊外では、ごく普通に見られたこの里山の原風景が、活き活きと描かれているアニメがあります。

映画「となりのトトロ」と深夜アニメ「のんのんびより」です。

「となりのトトロ」は昭和初期を舞台に、「のんのんびより」は架空の超絶ど田舎wを舞台にすることで、監督さんの意図する、里山の原風景の再現が可能になりました。

どちらの作品もリアル感、天然色に溢れていて、背景の作画が息を呑むほど美しいです。

ただ、その美しい作画の裏には、日本ではすでに失われたモノに対する憧れ、郷愁があることも確かでしょう。

故に、どちらの作品も小学生、中学生が主人公ですが、特にのんのんびよりのファン層は25~50歳ぐらいの大人の男性が圧倒的に多い・・・ですね、きっとw

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【小川小学校 下里分校】

「のんのんびより」に登場する「旭丘分校」のモデルとなったのが、埼玉県小川町にある、小川町立小川小学校下里分校です。

今も現存しています。
廃校後、NPO法人が管理、運営を行っているからです。

「カタクリとオオムラサキの林」を訪れた後、寄ってみました。
桜が満開でした。

この日は、校舎の横に新設となった集会所では、”桜イベント”ということで、地元の子供たちと保護者の方が集まって賑やかにガヤガヤされてました。


校庭のサクラです。

G9で撮影しています。
現像ソフトウェアのSILKYPICSのノスタルジックトイカメラというエフェクトをかけています。

前述からの流れから、上の全部の画像を、下の画像のように天然色の風景として掲載したいところです。

しかし、学校+桜というシチュエーションは、大抵の大人には、記憶の中の淡い風景となっているはずです。

そこで、それらしいエフェクトをかけてみたら、とてもいい感じになりました。
二枚の写真を比べて、記憶色を表現するには今回はエフェクトをかけたほうが最適だと思いました。
サクラの淡い色もよく出ているように思います。

下里分校は駐車場、トイレが完備されているのがエライところです。

校舎内は立入禁止です。
が、イベント等が行われている場合、扉が開いていることがあり、外から中を覗くことはできます。
やっぱりサクラの季節が素晴らしいですね。

【ノスタルジックトイカメラ】

ノスタルジックトイカメラは、パナソニックのデジカメに付属する現像ソフトウェア「SILKYPICS DEVELOPER STUDIO SE」のパラメーターコントロールの中のエフェクト?の一つです。

この現像ソフトウェアについては以前、ブログでも書きました。

今回のように、被写体に適切なエフェクトってやっぱり存在するわけです。

撮影後のRAWファイルにG9のエフェクトを適用できるようにしてほしいです。

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