【Google】Huawei端末へのサービス停止
今朝、”目覚めのスマホ”を見てビックリしたのがこの記事です。
500RT Google、Huawei端末へのサービス提供を一部停止 既存端末には影響なし https://t.co/n0tQQQK0oD
— ITmedia NEWS (@itmedia_news) May 20, 2019
GoogleがHuaweiの新規端末へのサービスを一時停止するというものです。
これはトランプ大統領が「情報通信上のリスクがある外国製品の取引を禁止する」という大統領令に署名したことを受けてのことです。
なにしろわたしのスマホはHuaweiのP20lite
「既存端末には影響なし」の文字で冷静になれましたけど・・・
【米中貿易摩擦】
トランプ大統領は選挙公約に対中国貿易赤字の解消を上げていました。
その公約を実現すべく大きく動き出したのが昨年2018年です。
その結果、両国の間で色々な産業分野での関税引き上げ合戦が始まりました。
その中で、一企業の名前が大きくクローズアップされました。
それがHuaweiです。
中国はハイテク分野での覇権を狙っていて、その先鋒であるHuaweiが、アメリカからまず標的にされた格好です。
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【ハイテク覇権争い】
近年は頭打ちとも囁かれるスマホ市場です。
が、その規模はすでに全世界で約3500億ドル規模に達しています。
関連サービスやアプリ を含めるとさらに大きなものになります。
そのスマホ市場の土台となる、次世代の新しい通信技術(5G)の開発は大変重要となります
アメリカと中国の通信大手はしのぎを削って開発しています。
その競争のなかで、アメリカはHuaweiの締め出しに動いたと言われています。
(Huaweiのスパイ疑惑とか色々ありましたが証拠は出ませんでした)
中国の通信大手には他に、シャオミやオッポがあります。
これらがやり玉に挙がらないのは、米企業のクアルコムのCPUを使っているからという噂も、あながち的外れではないような気がしてきました。(Huaweiは独自のCPUを使っています。クアルコムのCPUは格安スマホで使われています。)
と、これだけ見ると、アメリカの一方的な都合のようにみえます。
しかし、中国も長年にわたり、外国資本が中国国内に工場を移転させる際、技術開発部門を強制的に移転させたり、知的財産権を侵害し続けたりと、相当、無茶なことをし続けた事実があります。
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【一般市民は困ります】
Huaweiのスマホは低価格なのにカメラも高性能という庶民にうれしい端末ですw
640×640ぐらいに縮小すればライトアップの写真もこんなにキレイ
しかしgoogleが新機種に対してサービスを行わないということになれば、コンデジとしての使いみちしかありません(^m^;)
このまま米中が和解しなければ、今後Huaweiの選択肢はありません。
それはさておき・・・・
米中経済戦争によって全世界不況に陥ると困るのは私達なわけです。
来月行われるG20が正念場となりそうです。
ほんと大国は昔からろくなことしないなぁというのが私の感想です。(アメリカの文化は好きなんですけど)
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