【オールドレンズ】Herios44で”ひまわり”を撮影してみました【映画音楽付き】
オールドレンズ”Herios44”で”ひまわり”を撮ってみました。
ついでにw”ひまわり”繋がりで映画「ひまわり」の映画音楽をピアノ・ソロで作ってみました。
【大好きなひまわり】
ひまわりは夏を代表するお花です。
お花の形状が、夏のギラギラとする太陽とシンクロするからなおさらです。
しかし、立秋を過ぎお盆頃になると、黒ずんで首をひしゃげたひまわりを見かけるようになります。
短い夏の終りを感じさせる花でもあります。
さらにオールドムービー好きの私にとってひまわりの花は、映画”ひまわり”を連想させます。
とっても悲しい結末に哀しい音楽、エンディングに出てくる広大なひまわり畑・・・・
ひまわりは私にとって、「夏が来た!」という高揚感と同時に、メランコリックな気持ちにさせてくれるお花です。
ひまわりの持つ「光と影」な感じが好きなのです。
【映画”ひまわり”と音楽】
1970年公開のイタリア・フランス・ソビエト連邦の合作映画です。
ヒロイン(ソフィア・ローレン)に何度も泣かされる映画です。
ラストの画面いっぱいに広がるひまわり畑のシーンがとても印象的です。ロシアのヘルソン州で撮影されたそうです。
再開と別れを列車がうまく演出しています。映画の印象を決定づける重要なコンテンツです。
フィルム映画特有の映像の質感にも感動します。
[”ひまわり”のコード進行&ヘンリー・マンシーニ]
そしてなにより音楽が素晴らしいです。
作曲はヘンリー・マンシーニ
「ひまわり」のテーマの他に、「ティファニーで朝食を」の”Moon River”などがあります。
作品すべてを聴いたわけではありません。
複雑なコードとコード進行の曲が得意だなぁという印象です。
映画「ひまわり」ではヘンリー・マンシーニのメロディーメーカーとしてのフォーマットがいかんなく発揮されています。
DTMで作成しました。
コード進行はこちら
イントロ2小節はFmです
メロディーからのコード進行です。参考までに。
Fm | B♭m7 | Gm7-5 C7 | Fm (A♭) |
Dm7-5 | G7-5 G7 | Gm7-5 C7 | Fm |
Fm | B♭m7 | Gm7-5 C7 | Fm (A♭) |
Dm7-5 D♭ | G7-5 G7 | Gm7-5 C7 | Fm |
D♭ | E♭/D♭ | Cm7 | C7-9 C7 |
Fm | Dm7-5 | G7 | C7 |
Fm | B♭m7 | Gm7-5 C7 | Fm (A♭) |
Dm7-5 | G7-5 G7 | Gm7-5 C7 | Fm |
この後、半音上に転調してラストになります。
聴いている時点で見当はつきましたけど、凝ったコード進行してます。
短調の哀愁に満ちた美しいメロディーです。
私の想像ですが、前述の「ムーンリバー」のように歌詞を乗せるために作曲されたような気がします。
メロディーの運びがとてもポピュラー・ソング的なんですよね。
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【Helios44で撮ったひまわり】
今年はコロナの影響で、近くのひまわり畑は早々に中止になったところが多かったです。
広大なひまわり畑の撮影は来年にとっておいてとりあえず近場のひまわりをHerios44で撮ってみました。
熊谷スポーツセンターのひまわりです。
背景のボケの暴れっぷりがオールドレンズの魅力です。
映画”ひまわり”でヒロインが彼を探しにソビエトに赴いたシーンで、原発が写っているシーンがあります。
一説にはチェルノブイリ原発らしいです。
木陰のひまわりです。
フォーカスされたひまわりの背後の玉ボケはほぼ丸です。
周囲の玉ボケはひしゃげた形になっていて、Herios44特有のぐるぐるボケが形成しかかっているのがわかります。
最後にひまわり畑風に撮れた写真を
【まとめ】
映画”ひまわり”とヘンリー・マンシーニの音楽、そしてオールドレンズで撮ったひまわりを取り上げたことで、ひまわりのもつメランコリックなところだけが増してしまいました。
Herios44はひまわりの持つ雰囲気を柔らかく捉えてくれたように感じました。
しかし、梅雨明け後の脳天気なひまわりもあるわけです。
こちらのひまわりも大好きです。
これは別のオールドレンズで撮ってます。
来年は能天気で楽しいひまわりをいっぱい撮りたいです(*^^*)
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