オールドレンズ(Helios44)で川越を撮ってみました

日常の文系・雑記フォトエッセイ

【川越】

川越は埼玉県内ではとても有名な観光地です。

蔵造りの町並み、菓子屋横丁、そして川越まつり、といったところがシンボルマークです。
そんな江戸を感じさせる町並みをロシア製のオールドレンズHelios44で撮ってみました。
カメラはG9proです。

このブログの続きです。

オールドアメリカンなジョンソンタウンと対極にあるオールドジャパニースな川越の町並みを撮ってみて、Herios44のレビューをしてみようということです。

 

上記の町並み近辺は、古くからある店舗はもちろん、最近出来た、もしくは改装したお店の外装は例外なく木造が多いです。

良好な都市景観の形成を図るため川越市都市景観条例及び川越市景観計画が施行されているからです。

【作例】

この木の板の外装は”南京下見張り”という名前の外装です。

雨水が侵入しにくい作りです。

 

江戸を感じさせる土蔵造りよりも、昭和を感じさせる木造の外壁の家屋のほうに惹かれます。

軒先のユリです。
この店舗は改装で”川越っぽく”したのでしょう。
木がとても新しいです。

 

個人的にはこのような気兼ねなく誰でも利用できる休憩場所がもっとあったらと思います。
蔵造りエリアには、そのようなスペースはほとんどありませんけど。

下の2枚は菓子屋横丁でのショットです。


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裏路地の風景

植え込みにも細かい気配りが感じられます。

 

この植栽にもさりげないプロの仕事を感じました。
それにしてもコロナ禍ですね><

 

 

最後に川越のシンボル的ショットです。

この日は曇りと晴れの差が大きくかったです。

この瞬間は曇天模様だったので、シルエット的になりました。


”ザ・蔵造りの町並み”です。
このメインストリートは一般道です。
土日休日の10~16時ぐらいは歩行者天国にしてくれないかなと思います。

カンカン帽?のおじさんが、この写真の昭和感を高めてくれてます。

【まとめ】

「レンズだけでは風景(被写体)を変えることができない」

これが日露の高性能オールドレンズを使って、普通なスナップ写真を色々撮ってみた感想です。
Super TakumarとHelios44です。

予想はしていましたが、当たり前の結果になってしまいました。

大きく変えるには、フィルター・レタッチといった作業がやはり必要なのでしょう。

 

Super TakumarやHelios44は、今のデジカメ用レンズで撮った写真と遜色のない解像感・描写が得られるレンズだと思いました。

柔らかい描写が好きな人には、コスパも含めてとても魅力的なレンズです。

 

 

この柔らかい描写は、モノクロやレトロ・フィルムフィルターを掛けたときに、効いてくるなぁとは思いました。

4、9、10枚目はインスタントフィルム、ノスタルジックトイカメラがかかってます。

[マニュアル操作]

オールドレンズで撮るとき、デジカメのモードはAモードにして撮ってます。
オートなのはシャッタースピードの調節だけです。

絞りとフォーカスの調整はレンズ側で、しかも自力(マニュアル)で行うことになります。

絞りとフォーカスのリングを回して撮っていると、私はプロの写真家さんになった感じになって、気分がアガります(^m^;)

レンズを被写体に向けてシャッター半押しで「ピピッ」、押して「カシャ」で終わるのとは明らかに違います。

撮影に多少の時間はかかりますが、撮影をちょっぴり高尚な行為に昇華させてくれるマニュアル操作のオールドレンズのファンになってしまいました。

ただし、"のんびり撮影"限定でしょうか。

観光地の人混みでマニュアルしてたらヒンシュクを買いかねませんから。

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