植物・お花の色々おかしい2ショット2019

2020年1月26日日常の文系・雑記フォトエッセイ

私は植物・お花が好きです。
なのでよく写真に撮ります。
スマホの写真性能が良くなったここ数年では、スナップな感じで日常のお花をバシャバシャ撮ってます。

今年は植物・お花のおかしな2ショット写真が撮れたのでご紹介します。

【キンモクセイと柿】

お花はとても地味なキンモクセイですが、その”香り”はとても派手です。

とても甘い、濃厚な香りがします。
秋の訪れを告げてくれます。
香りの濃度が濃いので、乾燥した秋のそよ風に乗って拡散したぐらいで丁度いいです。

そのキンモクセイです。

「あれ?今年はキンモクセイっていつの間にか終わっちゃった?」
と感じたのが9月の下旬。
それが10月の中旬になってキンモクセイの香りを感じて写真に撮ったのがこれ

10月19日撮影です。
感覚的に2~3週間遅れての開花のような気がします。
そのため、いい感じにオレンジ色になった柿の実との2ショットになっています。
関東で普通、こんな写真は撮れません。

2ショットになるように写真を切り取っているけれど、見返してみて「あれ?これおかしくね?w」という2ショット写真です。

【ヒガンバナと稲】

秋の訪れを告げてくれる香りがキンモクセイなら、ヒガンバナは秋の訪れを告げるお花の代表格です。

秋のお彼岸のころに咲くので当然ですが・・・

最近はヒガンバナの群生が観光客を呼べるということで観光資源にされているヒガンバナです。

本来は、
・毒を持つヒガンバナを植えてネズミやモグラから稲を守る
・冬に青々と葉が茂るヒガンバナの地下茎で田んぼの土手や畦道を保護する
といった目的で植栽されてます。
なので「黄金色の田んぼと真っ赤なヒガンバナ」の2ショット写真はネットでもよく見られます。

ところが、ヒガンバナも今年は開花が遅れました。

9月中旬過ぎても身の回りでも咲いているのを見ませんでした。
「あれ?今年はヒガンバナ、いつの間にか終わっちゃった?」状態でした。
有名な日高市の”巾着田のヒガンバナ”のイベントも一週間延長されました。
10月に入ってから満開となったようです。
そのころ近くの田んぼで撮ったのがこれ

青々とした稲とヒガンバナです。
稲穂を刈り取った後のその株から、再び茂ってきた稲です。
この時は、上記のような「黄金色の稲と真っ赤なヒガンバナ」写真を撮りたいな、と思って出かけました。

これは撮影現場で「あれ?これおかしくね?w」と思って撮った2ショット写真です。

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【菊とタマスダレ】

夜の空気が「夏の盛りとはちょっと違う?」と感じる、夏のお盆過ぎのころから初秋にかけて咲くのがタマスダレです。

感覚的には9月いっぱいで花の時期は終了というイメージです。

ところが今週(11月第三週)になって、一輪だけ咲いているのを発見しました。
場所的な制約があって2ショット写真にはならなかったのですが、同じお庭に咲いている菊の写真と並べておきます

真っ白な花が一輪だけ咲いているという状況が、タマスダレ本来の美しさを再確認させてくれます。

10月の最終週ごろからようやく天候が安定しています。

昼間は20度近くまで気温が上昇する日も続きました。

桜の狂い咲きというのはよく聞きますが、タマスダレが11月下旬に菊と一緒に咲くのを見るのは、今年が初めてです。

【まとめ】

いずれも埼玉県の気候・花ごよみ的な経験に則うと、「あれ?今年はおかしいよね」といった事象です。

上には上げませんでしたが、お庭のジューンベリーにも影響がありました。
ジューンベリーの狂い咲きです。

毎年楽しみにしている紅葉は、時期的にはオンタイムみたいです。
が、例年より色づきは悪いように感じます。

やっぱり8月の天候不順、秋の台風・豪雨による影響が大きいと思われます。

東京の8~10月の天気を見ると、8月の第三週から好天が3日続いたということがほとんどありません。

お花好きにとっては、季節の移り変わりは適切に移ろいで欲しいです(*^^*)

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