【考察】ディスカウントストア(ロヂャース)で販売されていた格安飲料を飲んでみました【税抜68円・29円】

2021年1月7日日常の文系・雑記エッセイ,商品レビュー(文系)

 

【ダンボール陳列商品】

埼玉県の有名なディスカウントストアといえば「ロヂャース」。

大手スーパーと比べて、食品などはやっぱりお安いので、私もよく利用しています。

ディスカウントストアは大量仕入れ・大量販売で成り立っています。

流通コスト以外のコスト削減も抜かりなく、店内の展示も簡素そのもの

ほとんどの商品は一応陳列棚に並べられていますが、中には包装箱(ダンボール)のまま、陳列棚の脇にディスプレイされた商品もあります。

私はダンボール陳列商品と呼んでいます。

店側がその商品に、陳列コストさえ架けたくない思惑が見え隠れします。

シーズンオフな商品もありますが、中には”これは確実に企画倒れで大量在庫になっちゃった商品だよね”という商品もあります。

最近、清涼飲料コーナーで、格安の商品を4点見つけました。

その商品を味を含めて検証してみます。

 

まずはこの2品です。

【キリン とまと甘酒 68円】

とまと甘酒」は、昨年(2019)6月にキリンから発売された商品です。

定価は160円です。

甘酒は「飲む点滴」と言われるほど栄養価が高く、近年夏バテに効果があるといわれている食品です。

しかしカロリーも高く、飲み味がドロっとしていて甘ったるいというイメージもあります。

そんな甘酒に、トマトの酸味を加えて飲みやすく、トマトの栄養も加わった夏の人気飲料にしようというのが、この「とまと甘酒」のコンセプトです。

飲んでみて・・・・

最初は新しい味ゆえの抵抗感が少しありました。

トマトの酸味は、甘酒特有の甘みをそれほど邪魔していません。

慣れると今までにない新鮮な味で美味しいです。

実際、その後、何回も買いにいきましたw

しかし私のように、価格に釣られて飲んでみたら結構美味しかったと感じた人がいたのでしょう。

2週間ほどでダンボール陳列から姿を消してしまいました。

Amazonでも販売されています。

甘酒に甘酸っぱさをもたらすのに、トマトを使ったのは正解と思われます。

トマトではなく、果物、例えばイチゴやレモンだったら、より甘ったるい、もしくは酸っぱさが勝ってしまう飲み物になっていたでしょう。

トマト=夏の野菜 というイメージがあります。

この「とまと甘酒」は、シーズンオフの商品として、格安販売処分になっていたと思われます。

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【アサヒ飲料 ドデカミン・エナジーフロート 68円】

アサヒ飲料の「ドデカミン」は、2004年から販売が続く人気商品です。

そのドデカミンの派生商品として、2020年9月に新発売になったのが「ドデカミン・エナジーフロート」です。

ドデカミンは好き嫌いがハッキリする商品です。

私はやっぱり、あの薬っぽさが苦手でほとんど飲みません。

そんな私のような消費者にも飲んでもらおうと開発したのが、今回のエナジーフロートと思われます。

ドデカミンになんとバニラアイスフレーバーを加えてきました。

HPには、「元気もおいしさもどちらも欲張れる濃厚エナジーフロート」とあります。

濃厚という文字に不安しかありません。

怖いもの見たさで早速飲んでみました。

薬っぽさのあった飲料が、子供用水薬に昇格?していました。(^m^;)

リピはありませんw

ドデカミンファンのためのニュードデカミン・・・というところでしょうか

ただ、安さに釣られて購入された人がいたのでしょう。

「とまと甘酒」よりだいぶ遅れましたが、ダンボール陳列から姿を消しました。

安さは無敵です。

 

次の2商品はこれです。

どちらも税抜29円という激安品です。

 

【UCC ミルク好きのストロベリーラテ 29円】

カフェ・ラテとは、イタリアのカフェ・オ・レです。

ミルクでコーヒーを淹れた飲み物です。

UCCは、「ミルク好きの・・」というシリーズ商品を展開しています。

他にも 「ミルク好きのラテ」 「ミルク好きのキャラメルラテ」 があります。

私は、この2商品なら飲んでみたいと思いました。

「ミルク好きのラテ」は王道商品という感じがしますし、キャラメルはミルクと砂糖を煮詰めたものなので、ラテと味がさほどぶつからないと予想できるからです。

一方、「ミルク好きのストロベリーラテ」は、ストロベリーエキスをあわせています。

ターゲットは若年層でしょうか。

甘さが勝ってしまうことが予想されます。

2020年、4月に期間限定で発売されました。

早速飲んでみました。

すみません、わたしにはまったく合いませんでした。

予想通りの甘ったるさで、最後まで飲めませんでした。

万人にウケる味付けとは思えません。

期間限定品らしいですが、超絶格安でダンボール陳列されるのも無理ないなと思いました。

ただ、パッケージのデザインはステキなので、空の容器は洗ってとっといてあります(^m^;)

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【サッポロウエシマコーヒー オホーツク塩サイダー 29円】

この塩サイダー、現在サッポロウエシマコーヒーのHPから削除されているようです。(^m^;)

詳しいことはわかりません。

ダンボール陳列、29円という値付けも致し方ない感じがしますw

熱中症対策飲料として、サイダーに塩分を加えた商品なのでしょう。

原材料は、砂糖、塩/二酸化炭素、香料、酸味料 となってます。

味は、というと、塩が入った分、甘さが強調されてしまってます。

サイダー類はもともと甘いのですが、甘さがしつこい感じがします。

【まとめ】

一番美味しかったのは「とまと甘酒」です。

これは夏に、キンキンに冷やして飲みたいなと思いました。

 

清涼飲料やお菓子は、メーカーの原材料の組み合わせで新商品が出やすいです。

人気商品開発の裏で不人気商品も生まれる可能性も高いです。

ディスカウントストアには、このようなメーカーの実験作?・失敗作が並ぶことがあるので、行くだけでも楽しいですね

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