【毎年たいへん】庭に植えないほうがいい庭木
【選定が辛い・難しい、 害虫がつく庭木】
今年も選定の季節がやってきました。
うちの庭には、庭木が多いので選定がたいへんです。
さらに毎年アブラムシが大量発生する、もしくはたまに毛虫が大発生する庭木もあります。
あくまでも私の経験と主観で、毎年の管理で苦労する、植えたらたいへんという庭木を挙げてみます。
【モクレン・木蓮】
花が終わって、新緑が繁ってきたところで選定しました。
今年は強剪定です。2箇所ノコギリで選定しました。
太いほうの切り口は直径10cmあります。
25mm1.7
右にあるのは普通の物置です。
物置の高さに揃えました。
[いいところ]
モクレンの蕾はとても可愛くて、遠くから見ると白い小鳥が、枝にとまっている感じがします。
白いお花が咲き誇った立派なモクレンを、近所のお庭で拝見するといいなぁとも思います。
虫もほとんど付きませんし、木質も柔らかいので選定も比較的らくです。
[残念なところ]
しかし、モクレンのネックはすさまじい成長の速さです。
正確に図ったことはありませんが、感覚的に2ヶ月で1m以上伸びるような気がします。
なので毎年2回は選定してます。
さらに、花びら・葉っぱが大きくて、落下したときの処分が大変なこと。
樹高の分類では低木に分類されるモクレンですが、3~5メートルに達するので、処分するときの大変さも想像できます。
なので、植えたら大変な樹木といえばわたしはモクレンが真っ先に浮かびます。
スポンサーリンク
【ハナミズキ】
今年は強剪定にしようと思ってます。
とりあえず横に伸びた枝を剪定しました。
25mm1.7
切り口は6.5cmです。
上部に枝が2本出ていますが、その上あたりから剪定しようと思っています。
[いいところ]
ハナミズキはピンク色の花がキレイです。
また紅葉もキレイです。
ただ、花びらも葉も厚く、太陽に透かさないとそのキレイさに気がつきません。
また新緑も美しいです。
虫も今までついたことはないです。ただアメリカシロヒトリによる食害はあるようです。
[残念なところ]
庭木として最適そうにみえるハナミズキですが、高木となる木です。
近所に立派なハナミズキがあります。
花の時期は壮観なのですが、やはりデカイです。
短期の成長はそれほどでもありませんが、気がつくとワサワサになっているという木です。
なので毎年の剪定はかかせません。
一本だけならいいのですが、うちには2本あります。w
あとうどん粉病にも注意がひつようです。
うちのハナミズキは毎年やられているのですが、翌年のお花、成長に影響がさほど見られないので放置しています。しかし見た目はよろしくありません
【ジューンベリー】
以前、庭木として最適、みたいなブログを残したことのあるジューンベリーです。
しかしジューンベリーの種類、環境によっては成長が速く、高木になるという点で、あまりオススメできなくなっている樹木です。
今年は主幹から剪定しました。
25mm1.7
切り口は8cmあります。
この後、もっと下から切ろうと思ってます。
うちの庭には、めんどいw樹木がたくさん植えてあります。
このジューンベリーだけは私が選んで植えたものです。
[いいところ]
ジューンベリーは春先に真っ白な花を咲かせ、楕円形のカワイイ葉、美しい新緑、赤い実、そして美しい紅葉と楽しみが多い木です。
オレンジ色の美しい紅葉です 75mm1.8
ブッシュ的に増えるという情報もあって、管理も楽そうに思えて植えました。
剪定した主幹の周りに写っている、三本の細い幹はブッシュの幹?です。根本から生えた幹ではありません。
[残念なところ]
このジューンベリーは4本も植えてあります(^m^;)
最初の一本目がとてもよかったので、購入して植栽したのです。
ところがです。
最初の一本の成長がすごかったのです。
ブッシュ幹も出てきましたが、主幹がどんどん大きくなったのです。
成長もとても早いです。
しかも横への成長も大きく、枝の隣家への侵入もたいへんなことになりました。
なのでこまめな剪定が必要となりました。
油断すると家屋の一階以上にかんたんに大きくなります。
また幹が硬く剪定が大変というのもネックです。
さらに最初の頃、2回、巨大毛虫が大発生しました。(最近はなぜか発生していませんが・・・)
他の3本は巨大化していません。
内の2本は若干日当たりが悪いこと、そして種類も違うのかもしれません。
園芸用の樹木には品種改良によって細かい種類があり、個体差があるので注意が必要です。
もう一本は、さらに日当たりの悪い日陰に植えたので成長も悪く、ただそのため理想的な庭木になってますw
ジューンベリーは日陰に植栽して、そのよさが実感できる庭木なのかもしれません。
ただ、日陰では紅葉が黄色になります。オレンジ色になりません。
スポンサーリンク
【まとめ】
うちには他にもめんどい庭木があります。
梅、バラ、サザンカなどです。
とくに梅は上記の樹木同様成長が早いこと、アブラムシが大発生することがネックです。
上記の樹木のネガティブなところは、庭木好き・ガーデニング好きなご家庭なら、問題無いところなのだと思います。
剪定によって樹形がキレイに保たれた庭木はカッコいいです。
さらに病気や害虫にも注意をはらって、薬も撒いたりするのでしょう。
ただ、わたしを除く、ウチの人たちは、そこまでガーデニングに興味がないのが残念だったということなのでしょう。
私は知りませんが、こちらに引っ越ししたとき、業者に言われるまま庭木を植えまくってしまったそうです。
それが失敗だったようですね。
庭の大きさと、所有者のガーデニングへの興味に見合った樹木を植えることが大切、ということなのでしょう。
[コニファー]
ジューンベリーの植えてある場所は、コニファーが植えてありました。
コニファーは剪定が難しく、うちのコニファーはもうとんでもないお姿になってました。
それをなんとかわたしが処分して、ジューンベリーに変えたのです。
コニファーはほんと大変でした。
今はもううちの庭にはありませんが、コニファーが一番植えてはいけない樹木かもしれません。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません