こうのす花火大会~秋花火のススメ~

2021年4月2日埼玉県の秘密埼玉県の観光

先日、10月8日に埼玉県鴻巣市の「こうのす花火大会」に行ってきました。

【こうのす花火大会】


三脚使用、35mm換算100mmの望遠で撮っています

世界最大の四尺玉を打ち上げたことで全国的にも有名になりました。
ギネスにも登録されています。
しかしそのことによって花火会場の周辺道路は渋滞地獄となり、最寄りの鴻巣駅も激混みとなります。
花火以外のこうしたカオスも有名になってきているようです。(汗)

そもそも「なぜ秋の夜に打ち上げ花火?」という疑問があります。

本来、夏の時期に花火をするのは「お盆」行事との関係性に依るものです。

その花火を大掛かりにして(打ち上げ花火化)、さらに「町おこし」をリンクさせて行われているのが最近の花火大会です。

こうのす花火大会のHPを見ると、鴻巣市の商工会青年部が主体となって開催しているようです。
この花火大会も町おこしの一環ですね。

秋真っ盛りの10月になっても大規模な花火大会を行うのは、関東ではこの鴻巣市と茨城の印旛沼だけです。

つまり・・・
「花火は好きだけれどさすがに飽きたよ」という人たちを、尺玉の乱れ打ち、
そして今年の花火シーズンも終わりです、花火の見納めですよ~~
ってことで集客しようという目論見なわけです(たぶん)。

その目的は十分達せられてるのではないでしょうか。

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【秋の花火大会の利点】

しかし、秋に花火大会を開催するのには以下のメリットがあるなぁと、今回始めてこうのす花火大会に行って思ったのでした。

まず

【涼しい】

とにかくこれに尽きます。
湿った空気に高い気温、そして人混み、屋台による熱気で汗ダクダク、体力的、精神的にも疲れ果ててしまう(わたしだけ?)夏季の花火大会と比べるとまるで天国です。

その年によっては冷え込むこともあるので、防寒に気をつけることが必要なくらいです。

暑さに弱い人にはオススメです。

それから

【蚊がいない】

蚊もそうですが、田舎にいるその他吸血昆虫(ブヨ、アブ等)もいません。
虫に刺されやすいわたしにはこれも素晴らしいことでした。

そして

【空が澄んでいて花火もキレイ?】

今回、そんな気がしました。
秋の夜空は澄んでいて月や星がキレイにみえるという情報の刷り込み、プラシーポ効果があったからかもしれません(汗)

ただ、移動性高気圧に覆われた秋の晴れの日は、空気の水蒸気量も少ないため、夏よりは多少はくっきり見える
ということはあるでしょう。
花火の打ち上げ地点から1km近く離れたところで見物したので、その効果はあったかもです。

【クルマで見物する】

最後にクルマでこうのす花火大会を楽しむ秘策を・・

鴻巣市を中心とした幹線道路はたしかに渋滞します。
交通規制もあるのでクルマで出かけようなど論外なのです。

しかし・・・・・、
マップを見てもらうとわかるのですが、打ち上げ場所(赤丸)の南側は荒川の河川敷が広がっています。
建築物等の障害物が全くありません。


そのためかなり遠く離れていても花火がよくみえます。

こうのす花火大会は尺玉がよく上がるので、むしろちょうどいいぐらいです。
上の写真は県道27号線、古名の住宅地近くの土手から撮っています。

実際、この辺りの農道にクルマを止めて、車内から見物している人がかなりいました。

上記の秋の花火大会見物の利点がここでも生きてきます。

つまり涼しくて、蚊もいないため、エンジンを切って窓を全開にしてシートにもたれて、長時間花火見物が出来るということです。

この27号線近辺は車内見物の穴場と申せましょう。

 

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