【ヤマダセレクト】格安洗濯機を購入しました【レビュー】

2021年3月11日日常の理系商品レビュー(理系)

購入から8年たった東芝の洗濯機が、最近不調になりました。

全自動のはずが途中で止まってそのまま、という事象が度々発生します。

そこで洗濯機の買い替えることになり、近所のヤマダ電機さんにいきました。

 

【ヤマダセレクト】

以前、ディスカウントスーパーのロヂャースの、プライベートブランド品について書きました。

量販店のプライベートブランドとは、海外(主にアジア)の商社・メーカーが持っている商品、もしくは製造委託した商品を、量販店がオリジナル商品としてカスタマイズして販売される商品です。

有名ブランド品とくらべて、低価格品であることが消費者には利点です。

ヤマダやコジマといった家電量販店にも、プライベートブランドが存在します。

低価格なのはウレシイのですが、家電の場合、安全性も気になるところです。

ただ、洗濯機や冷蔵庫、掃除機といった、ごく普通の白物家電であれば、昔からある安定・安心技術なので、プライベートブランド商品も十分選択肢に入ってくると思います。

ヤマダ電機には、以前から「HERB Relax」という名前のプライベートブランドがありましたが、今は「ヤマダセレクト」という名前に切り替えて、プライベートブランド商品を販売しています。(店員さん談)

今回購入した洗濯機は、その「ヤマダセレクト」ブランドです。

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【洗濯機レビュー】

購入した洗濯機の品番はYWM-T70G1です。7Kg用です。

価格は、リサイクル費用・税込みで4万円しませんでした。

大きさは、以前の洗濯機より特に高さが小さくなりました。

その分、洗濯物が取り出しやすく感じます。

”すすぎ”は2回です。

風乾燥も一応ついています。

内部です。

洗剤、柔軟剤投入口もちゃんとありました。

基本的なところは一応抑えてあるようです。

ちゃんと洗濯できました。(^m^;)

[脱水時の音がうるさい]

気になったのは稼働音がうるさいという点です。

特に脱水時は、明らかに東芝の洗濯機よりうるさいと、一聴してわかるレベルです。

洗濯時間が深夜になることが多い、集合住宅で使う、という方は気をつけたほうがいいと思いました。

[追記 ブレーキがない?]

ある日のことです。

脱水中、洗濯時間が残り2分と出ていたので、洗濯機の前で洗濯終了を待っていた私

 

すると、残り1分となったところで、洗濯機が”ガタン”と音を立てて、洗濯機のドラムの回転が遅くなり始めました。

モーターが止まって、明らかに脱水が終わった感じです。

私は「終了まで1分の表示が出てるのにもう脱水終了?初期不良?バグ?」と思いました。

そして後の洗濯機の様子を観察することに。

 

すると、この洗濯機のドラム、モーターが止まってもなかなか回転が止まらないのです。

だんだん回転が遅くなっていって、止まったところで表示が0分となって、洗濯終了のブザーがなりました。

 

どうやらこの洗濯機、ドラムの回転を止めるブレーキ?が付いていないようです(^m^;)

もしくは、ブレーキ力が非常に弱いブレーキがついているのかもしれません。

 

以前使っていた東芝の洗濯機は脱水後(モーターが止まった後)、洗濯機の中から「シュー!!」という音が聞こえてきて、急速にドラムの回転が落ち、あっという間に回転が止まっていました。

回転するドラムを止めるため、強力なブレーキがついていたと思われます。

「シュー」という音は摩擦音なのかもしれません。

 

私は、徐々に回転を落とし、自然に停止した洗濯機を見て、そのあまりの前代ぶりに、なんか大爆笑してしまいましたw。

 

洗濯には支障はないので、特に気にしませんが、格安製品にはなんかもう悲しいほどのコストダウンがあるんだなぁと、改めて実感させられた洗濯機でした。

 

【まとめ】

このヤマダセレクトの洗濯機には、今回購入した7Kgの他に、4.5Kg、5.0Kg、6.0Kgがラインナップされています。

ただ、洗濯中の様子が外から確認できるのは7.0Kgだけです。

上部のグリーンの部分から中が確認できます。

ほかのモデルにはそれがありません。

このことから、ヤマダセレクトの洗濯機は、本体・部品とも、複数の委託先から仕入れていることが伺えます。

プライベートブランド品は、デザインが統一されているイメージがあります。

しかし、この洗濯機のように、細部でデザインや規格が案外適当、ということが実は多いです。

 

騒音や細部の仕上げは大丈夫、最低限の機能が格安で使えるのがいい、という方にはオススメです。

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