Olympus E-P5と古いデジタルカメラの撮影術
私はE-P5という購入してから今年(2024)で9年目を迎えるオリンパスのデジタルカメラを所有しています。
メーカー発売は2013年です。
〇ロナ開けのさくらのお花見撮影にこのE-P5を持ち出して撮影してきました。
レンズはOlympus ED45mm f1.8です。
場所は埼玉県の大宮公園です。
【E-P5について】
ファインダーの無い箱型のちょっと見レトロな外観です。
レトロに全振りした後継機種のPenFにはない都会的な洗練されたデザインも併せ持っています。
マグネシウム合金のボディはズッシリとした堅牢性を感じます。
今でも通用しそうなスペックは
- 1/8000秒が切れるメカシャッター
- 5軸手振れ補正
- 軽量・コンパクトなボディ&レンズ
です。
[1/8000]
1/8000秒が切れるメカシャッターのおかげで昼間でも開放で撮ることができます。
ボケが効いた写真が撮れます。
f1.8 1/6400 iso200 45mm(換算90mm)
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[軽量コンパクト]
軽量・コンパクトなボディ&レンズは旅行や街歩きで絶対的に効いてくるスペックです。
”一宮通り”の標識にフォーカスしてます
以前はもっとカリっとした描写だったような気がしたのですが、今見るとなんか柔らかい描写してます。
[アートフィルター]
また以前にはOlympusのカメラの特徴的な機能だったアートフィルターを使えばクリエイティブな撮影が可能です。
特にドラマチックトーンやブリーチバイパスは使えます
ドラマチックトーンです。
[オートフォーカス]
40-150mm(安)のような暗いズームレンズだとフォーカスするのに一呼吸かかる印象です。
しかし今回使用した単焦点レンズのような明るいレンズではストレスなくフォーカスしてくれます。
以前のブログの夜桜の撮影で感じたのは、暗い被写体でもフォーカスに一呼吸かかりますが正確なフォーカスが得られるなぁということでした。
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【まとめ 古いデジカメ撮影での注意点と楽しみ方】
[バッテリー]
今年で使用し始めて9年目というE-P5です。
機械的にはまだまだ使えそうです。
しかしE-P5に限らず古いデジカメに共通する注意事項はバッテリー問題です。
生産終了後数年経てば付属品の販売もなくなるでしょう。
そうなれば互換品という選択肢もありますが、信頼性に疑問が。
実際ROWAの互換バッテリーを使っていましたが膨張していました。
取り出すことができなくなるところでした。
[古いデジカメのオードモード撮影から]
古いデジカメはオートモードでのんびり撮りましょう。
決して「古いデジカメだって現代の高性能デジカメと同等に撮れることを証明してみせる!!」などと意気込んではいけませんw
画素数が少ないことやオートフォーカスやホワイトバランスの精度が緩いことをむしろ長所とするためオートモードでそのカメラが作る写真でクセをつかみます。
ホワイトバランスがとれないことで普段見慣れた風景と違った写真が撮れたりするかもしれません。
そのあとで個人の好みを加えていくと楽しみも増えます(わたしはAモードで絞り開放)
最新のデジカメに比べると機能が限られますが、フィルムカメラのような手応えが感じられるお散歩カメラとして古いデジカメに接してみるのがイイと思います。
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