【露出】被写体としてのヒガンバナの魅力【オーバーでもアンダーでも】

2022年12月30日日常の文系・雑記エッセイ

【ヒガンバナの写真作例】

関東では九月の中旬から下旬にかけてヒガンバナが野で目立つようになります。

秋のお彼岸の頃に咲くのでヒガンバナです。

ヒガンバナが観光名所にもなっているところも多いです。

埼玉県でも日高市の巾着田、幸手市の権現堂公園などヒガンバナの群生地として有名です。

日高市のヒガンバナは以前このブログでも取り上げました。

わたしもヒガンバナはよく撮ります

隔年ぐらいごとに撮っていますが、たまにハッとする絵が撮れるのがヒガンバナなのです。

以下に作例とその作例の特徴をあげます。

作例1.日当たりたっぷり露出もオーバー気味に撮っています

 

作例2.今にも雨が降り出しそうな曇天の日の公園です。露出をアンダーにして赤をより濃い赤に強調してます。

 

 

 

作例3.ヒガンバナのところだけ陽が当たっている状況。ヒガンバナは露出オーバーに背景はアンダーに強調してます。

 

以上がヒガンバナの写真の基本的パターンです。

わたしは作例1.作例3.が好みです。

一方でダークなヒガンバナもネットではよく見られます。

このように多彩な撮り方が簡単にできるのがヒガンバナの特徴です。

それを可能しているのはヒガンバナの生態にあります。

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【ヒガンバナが多彩な撮影を可能とする理由】

ヒガンバナの花には植物に必要な葉が付属しません。

地面から直接茎が伸びてきて花をつけるのがヒガンバナです。

ヒガンバナの葉は、花が終わると秋から春にかけて出てきます。

ほかの野草にはない特徴があります。

冬のヒガンバナの状態はヒガンバナ・葉・冬で検索してみてください。

わたしは撮ってませんでした(;^ω^)

この特徴によって日当たりのよい場所はもちろん、秋に葉を落とし冬の日差しが入る落葉樹林での生育が可能となります。

よって田んぼのあぜ道でも、まだ薄暗い林のなかでもヒガンバナは咲くことができます。

なのでキラキラなヒガンバナ、ダークなヒガンバナ

両方のヒガンバナの撮影が可能となります。

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【まとめ ヒガンバナの撮影は面白いです】

ヒガンバナの花は野草としてかなり大型で形状も艶やかです。

それをそのまま艶やかととるか、妖しいととるかでも写真の雰囲気が変わります。

撮影者のヒガンバナに対するイメージ、そして工夫次第でキラキラにもダークにも、さらに艶やかにも幻想的にも妖しい感じにも撮影が可能なところがヒガンバナの魅力です。

背景がちょっと不思議な雰囲気に撮れてお気に入りの一枚です。

光を乱反射する小川が背景にあります。

 

 

わたしはダークなヒガンバナはあまり好きではなかったのですが、作例2.をSNSに試しにアップしたら予想以上の反響がありました。

ダークなヒガンバナファンも結構いるんだなぁと思って記事にしてみました。

ダークなヒガンバナファンは巾着田のニュースを見かけた、もしくは実際に行ってみたという方が多いのかなと思います。

わたしは幼少のころから田んぼのあぜ道に咲くヒガンバナを見てきたため、キラキラヒガンバナが好きなんだなぁと思います。

 

 

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